仏グルナッシュの本質
昨日に引き続きポールローランをテイスティング。Paul Laurent Rouge-part2-
メインを豚肉の肉味噌炒めとともに。同じくフランスのカベルネ、フォルタンと定番イエローテイルと飲み比べた。
カベルネは傾向がハッキリしている。感じ方は千差万別だが濃い好きな中でもこれが好き、というのがわかりやすい赤だ。対してグルナッシュはわかりにくい。知らずに飲んで後でコートデュローヌやシャトーヌフデュパブの枯れ味だ、わかった。まあ舌は正直で好みを記憶していたのでこれなら!とあらためて思った。
仏ワインでハズレがない、お得なひとつはコートデュローヌ。値段もこなれているし、値段に怖気付いて選べる値段の赤リストに、知っている銘柄がなければ、格別なおいしさを求めなければ、不愉快な夕食になることはない一本だ。
久しくヌフデュパブやローヌの香りにふれてなかったので、この赤がグルナッシュ系統とは‥ボケたなあ。スペイン系統ではない仏ラインのおいしさに納得。
フォルタンは時間をおけば、価値はわかってくる。今回の仏対決は性格が違うから比べようがない。逆にイエローテイルは濃い醤油味と中華甘味噌の強さには相性というか、強みの甘さが消されてしまう。単独飲みなら圧倒的に強いのに、中華味は❌だな‥。
最近増えたという、移民混血ハーフ系の目力あるしびれるようなフランス美人か。いい感じ。仏の安ワインでおすすめがやっと見つかった。
リピート度☆☆☆☆☆ 5つ ワンコインの醍醐味
味の濃さ率☆☆☆☆★ 4つ 枯れ味が旨味not濃さ
食べ合わせ☆☆☆★★ 3つ 何でもあうが故に強みもない
計12 売価598円÷12=
コスパ度49.8円 50円斬りのコスパは評価でしょ
ハズレない人のペルソナ
安い仏ワインはおいしいのがない、と嘆く人にどうぞ。