ロバートモンダビ・ウッドブリッジの正確な番付のために、格好の対戦相手を用意した。しかも2本、それぞれのクラスの横綱よ。言わずと知れた大横綱コノスル、と本来の格付けワンコインの部の新星。ティエラヌエバ。このために途中下車して、ティエラは買い求めたのだ。
この三つ巴戦は、体調含め万全の状態で真摯に臨んだ。でも、セッティングにおいては肝心の行司役は若干役不足・ナス挽肉そぼろ合わせ、というのは申し訳なかった。(小声でいうと、平日急に今日はワインに合うメインにしてね!といったから‥)とはいえレビュー!
はじめは「お久さ」のティエラヌエバ から。
どうよ
飲みやすい!甘さがある!
確かに、カベルネにしては後味は引かないがインパクトはある味だな
普通の人はこれでいいのよ
というやりとり。本命のウッドブリッジを前にグラスはどんどん飲み干されていく。次は横綱コノスルへ。
強いなあ。これはねじ伏せる力ありだ
私は本当の仏のワイン知らないから、こんな感じなの?
違うけどその仏ワインを、とてもわかりやすくしたのがチリワインよ
わかんないけど濃い。
という私的にはかなり不毛なやりとり。この推しの強いチリワインの王様の味がわからんのか!とも思うが、それは今日の本題ではないので、最後にCAロバートモンダビのカベルネ、ウッドブリッジを注いでみた。
これは軽くはないよ
何かしら、今日のメインのおかずには合う
後味の良さ、余韻。カリフォルニア の憧れがどうしても個人的に入っちゃうな
CAは機械的な現代生産のイメージだけど?
何言ってるの?管理も含めて綺麗で、造りはワイナリーによりけりと思ったけど。それが何?
チリより新しいのかな?。
調べてみる‥(味はどうなの)
と半分酔っていて話題はバランバランになっている。(チリのワインの起源は400年頃前からと言われる)
けれどこの果実の深みある凝縮感、バランス、後味の良さは何だ?横綱コノスルの「濃さ」がかなり大雑把な感じがしてきた。たしかに濃さはこのブログの中では正義で絶対的だ。でもここまでCA産のカベルネが、じっくりとあと味まで引かれるワインはない気がする。
翌日、感じが変わるかな?と思いもう一度同じメンツで飲み比べたが、やはりコノスルの後味は単調で、比べてしまうとあと味は早めに引いてしまう。とてもクオリティの高い戦いだけど‥。一回正横綱からは落ちるかな?ティエラヌエバは甘みを増して万能感がでてきた。さらに昇格の匂いがする。