昨夜は日曜の激闘(ラグビー準々決勝vs南ア)のことを家で語り疲れ、書きのこす能力も果てるほど、泥酔してしまった。不満たらたら。
何もあれだけFWでモールのゴリ押ししなくても‥、とぐずぐず思っていたが今日少し考えを変えた。再放送で豪vsイングランドや仏vsウェールズ戦を見ても、モールゴリ押し作戦(特にイングランド)はかなり核となる戦術として取り入れていた。ベタベタだけど、勝つには必要な戦法であるなら、「体格が無いチーム=日本」がどう対策をとればいいか、4年後に向けて今から備えてほしい、という率直な思いに留めておく。
さて、昨日もメインで飲んでいたのは、同じく敗退したオーストラリアのカベルネ、イーグルホーク EAGLEHAWK。スーパー、ヤオコーで2割引きで購入していたので、624円だった(通常780円)このワイン。コスパはいかに?
はじめビックリした。香り優先のスッキリ派と思って飲んだら、イメージが少し違う。
なめらかかつ濃さもほどほど。印象深い
南アワインより飲みやすくておいしい
豪ワインを今まで飲んで、その特徴は豪ならではのブドウの個性だと思っていた。シラーズしかり、カベルネしかり。それぞれのブレンドもいい。でもパワーでいくと、総合的にはチリワインには勝てないジレンマも抱えている。
ラグビーでいくと、チリワインはパワーの強国「南ア」のようなものだ。
ラグビーWCUPはただ勝つだけではその国は評価されない。戦うスタイル・姿勢・個性を問われる。ワインもしかり。
どうすれば、伝統国・新興国ワインに勝てる1本を作りあげられるか?
そこで豪ワインは味の仕上がりを「深み」や、「インパクト」ではなく「旨味」や「口あたり」に舵をとったと思う。
安くてもこのイーグルホークはその真髄、奔流を組んでいる。そこそこのチリには押し出しできる小結クラス。
骨張った顔カタチでも、豪美人は美しい。スタイルも単に細いのではなく、スポーツで鍛えられた自然美的なプロポーションだ。
リピート度☆☆☆★★ 3つ フレンドリーで深みもある
味の濃さ率☆☆☆★★ 3つ 普通のチリカベよりも濃い
食べ合わせ☆☆☆★★ 3つ クリーミーもスパイスもどちらも可
計9 売価624円÷9 =
コスパ度69.3 円 特価時のコスパは素晴らしい
ハズレない人のペルソナ
南半球のカベルネに、想像力を超えた味わいを期待する人へ