今月７本目の新ワインのレビュー。意図あって南アフリカの赤ワインをセレクトしている。もちろん、決勝大会にすすんだラグビーワールドカップで対戦する南アフリカを意識している。
スーパー、ヤオコーの月に一度の２割引の日。998円の赤を７９８円で購入。当然ポテンシャルは高いはず。老舗KWVのピノタージュ。KWV Pinotage
侮れない濃さ
結構おいしいわよ
この個性に勝てないといけない
それはラグビー？ワイン？
両方や
行司は熊本牛（しんしん）のステーキだ。何人もこの公正さにはひれ伏すしかない。ピノタージュの濃さ、個性は申し分ないおいしさ。さて、基準となる対戦相手は、ポルトガルのバルカトリナ。どうだ。
今同時に、決勝トーナメントに入ったNZvsアイルランドを観戦している。ニュージーランドの本気を見ている。凄い。あのアイルランドが全力出しているのにそれをテクニックとスピード、クックネスで上回るオールブラックス。これこそ両者の持ち味を出し切っている戦いだ。面白い。NZ強い！46対14で圧倒的な勝利。
南アへの戦い方はわかった。ピノタージュの個性に対して、より強いブドウの豊潤な香りという個性をだしたバルカトリナの戦い。直接当たるときはより強い戦い方、個性を輝かせないと勝てない。バルカトリナは最近では、圧倒するシラーズの「熱」と「濃さ」を持つ。これにはさすがの値付けで殴り込んできたKWVも、ノックアウトされた。小結？前頭筆頭格ではあるおいしい赤。
明日は日本戦、南アに何としてもくらいつくぞ！
南半球ではアクの強い美人でもワールドワイドな場所で評価されると、スタイルの差でウケがうすい感じか。
リピート度☆☆☆☆★ ４つ 魅力ある個性とおいしさ
味の濃さ率☆☆☆★★ ３つ 対戦相手と比べるとおしいかな薄い
食べ合わせ☆☆★★★ ２つ ステーキでももちろん合うが、比べてしまうと弱い
計９ 売価798円÷9 ＝
コスパ度88.6円 コスパ度は落ちるのは仕方ない
ハズレない人のペルソナ
クマラシリーズより当然おいしい南アワインを求める人へ
