サンライズ チリカベの老舗ブランド どうなんでしょう ギリワンコイン赤ワイン

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2月での新規ワインの3本目のご紹介。

(リニューアル後サンライズCS・2019のレビューはこちら

メルシャンから相当昔から出ていた、チリのカベルネワイン、サンライズ Sunrise cabernet sauvignon コンチャイトロ社は、チリ最大のワインメーカー、と言われる老舗創業の会社。そこから出されている日本でも昔から目にする有名ブランドのワインだ。

いつものスーパー、ヤオコーで2割引きワインの棚でじっくり見て、784円で買えるならば買ってみよう、とトライしてみた。番付的には当然地方巡業で、格上(普通以上にワンコイン格よりおいしい前提の)ワインとして判断する。

感想

大昔の記憶は忘れたが違うラベルでよく飲んでいた気がする

その頃はおいしかったね

色はそんなに濃くない‥

チキンのトマト煮でわかるわね!

ちょっと不思議な感じ、もっとおいしいはずなのになあ

独断と偏見

今日の夕食は、わざわざ定番を指定リクエストし作ってもらった。というのは、サンライズだけでなく、比較として同格の歴戦の志士コノスル を飲めば、もっとわかりやすいはず、と対戦させたため、いつも食べる味・チキンのトマト煮が行司役ならば不公平はないだろう、という訳でした。

グラスに注ぐ色は‥両者変わらず。

一口めのインプレッションは‥サンライズは味の質の高さはわかるが、特徴的な部分がなく何もかも平面的

コノスル は後からおいしさが追っかけてくる。味の波状攻撃がなんとも心地よい。

ほんの少しだけ、オークっぽい香りがベースにあるかな?という程度では、VS対決には勝てない実力。

トマト味とのマリアージュも上がらず、サンライズは期待外れの1本となった。地方巡業のベースでチリカベ を語る中で、もう一段階高い味が求められる。大資本ならではのおごり、が価格に表れてしまっているかも。

日本に入ってきた頃はこれで十分だったのに、今やこの味、この価格帯では、消費者はシビアに判断せざるをえない。

大相撲で例えると

幕内での在場所歴は相当長い。りっぱな体格に恵まれ、ケガもせず長く相撲をとり続けている。実力は最終日にやっと勝ち越しするサラリーマン力士、前頭中位もう上に勝ちたい気力はうせたのか?

女性に例えて表現する

地方商店街の裏街にあり、一見キレイな外観、入ってみると調度品がスモーキーなスナックで働く小綺麗なママ。常連のたまり場なのである程度はやっていけるが、新規客をつかめる店ではない。

☆リピート・濃さ・相性度

リピート度☆★★★★ 1つ  チリの中では平凡。その割には値段が高い

味の濃さ率☆☆★★★ 2つ  軽くはないが、コクも少ない

食べ合わせ☆☆★★★ 2つ  濃い洋風で勝負できる?

計5 売価784円÷5= の結果は!

コスパ度・このワインの総括

コスパ度156.8定価(980円)では誰も買わないコスパの低さ

ハズレない人のペルソナ

日進月歩するチリ ワイン。それでもブランドに安心する人には最低限の味は担保される

今の時代変化は早い。あぐらをかいていると、あっという間に抜かされる