3月。本来本場所の番付を展開する日だったが、本当の相撲(春場所)もコロナのせいで無観客開催も決定したことだし、新規ワインでとても気になったワインを飲んだため、急遽3月最初の新ワインレビューにさしかえ!
カインズで購入、544円と当たれば高コスパも期待される、フランスワイン。レ・フィエフ・ド・サンザック Les Fiefs De SANSAC
フランスワインの謎。ボルドーとあるが、どんな味だか全く想像つかない。日本語のキャッチでは‥
「確かなブレンド技術(注/ひとりごと:単体のブドウ種ではないな)で生み出されたワインは、香り高くバランスの取れた味わいを楽しめます」
何言ってるんだが、さっぱりわかんない
仕方なくググってみると、品種はわかった。カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、カベルネ・フランとのこと。
本日のメインは、定番・チキンのクリーム煮とともに。
感想
輸入の兼松さん、もう少し御親切に説明書きを‥
ラベルはきれい!
色はまあまあ。でも味は好きくない。
あ〜。こんな感じね
そう何のブレンドかもわからず、とりあえず買わせるフランスワイン商法の罪は重い。
500円前後だとしても、騙された感ありあり
独断と偏見
説明しなくともいいでしょ?的なフランスワインの傲慢なところが出たワイン。ブレンド種の半熟成した、舌に残る絶望的な違和感。カベルネフラン?が強いのか成分的に多いのか、この辛くてヌーボーっぽい軽さが出てくると、わたしにはもうダメ。
はじめから、早く言ってよ
何とバランスがとれているのだろう?おいしさ否、料理とのマリアージュ?否。本来フランス料理(ビストロ系)に一番近いはずの、生クリーム入りのチキンが合わない、ワインに合わないのが致命的。
あわてて、ウッドブリッジ や仏のアイコニックを取り出したが、こちらはちゃんと味が染み入る。おいしい。自分の舌が問題ある訳ではなかった。
締めとして、お米をチキンのソースに混ぜ込んで、チーズをふりかければ立派なおウチ・シメ飯の出来上がり。こんなに美味しくできているのに、ワインは久しぶりに仏でペケペケのワインを飲んでしまった。ワイン煮・鍋行き決定銘柄だ。これ以上ももうだめだ。
この文を読んでいる人で、ボジョレーヌーボー的な味が好き!(たぶんかなり少数派のはず)という人がいれば、こういうワインも飲みなされ!
大相撲で例えると
モンゴルからの見習い留学生。稽古途中で、逃げ出し本国へ帰ってしまうタイプとみた。十両。(そもそも弟子として入門を認められるか?)
女性に例えて表現する
着け慣れない豪華なアクセサリ。いくら高価な宝飾で着飾っても肝心のドレスやメイクしかり、本人の自覚がないと「キレイ」に見えない。独りよがりはダメよ、だめだめ〜(ギャグも古い)
☆リピート・濃さ・相性度
リピート度★★★★★ これは買わない赤ワイン(ゼロ星)
味の濃さ率☆★★★★ 1つ 軽い。フランの後味もかなり残る
食べ合わせ☆☆★★★ 2つ クリーム煮は何にでもあうはずなのだが‥
計3 売価544円÷3= の結果は!
コスパ度・このワインの総括
コスパ度181.3円 コスパもよろしくない
ハズレない人のペルソナ
久しく忘れていた苦い思い出をフラッシュバックしたい夜に