明日から5月。今日の新規ワインは5月扱いで紹介する予定。
チリの中で、カベルネソーヴィニョンとしては昔から紹介してきた、プードゥ 。そのメルロー &カルメネールのブレンドという変わり種だ。
プードゥ メルロー &カルメネール Pudu Merlot &Carmenere
スーパーロピアで売価498円(税別)。
輸入元は日本のワインメジャーの一角、
ワイン情報と買った状況
表ラベルでの疑問は、裏ラベルをよく読むとなぜこのメジャー商品を買わなかったか、その理由と思考がわかった。
- Merlotは85%、Carmenereが15%とある(これは普通自分が買わない比率)
- 飲み頃温度 14°C (やや冷やしめで?飲んでというサイン)
- 甘辛度 甘口・中口・辛口の5段階評価で 中辛口の4
- 渋味 おだやか・ほどよい・しっかり の5段階評価で ほどよい3
- 味の厚み ライトボディ・ミディアムボディ・フルボディの5段階評価でミディアムの3
ふたりの感想

いまわかったけど、メルローの比率高いね

今日は具合が悪い

じゃ飲まないほうがいいね

昨日の感じだとすっきりはしてた

一口目に違うと思ったのは、メルローの感じのせいで、魚料理の場合はすぐに違いがわかった

今日はビトラルと比べた

どうだった?

それが何と!和風中華の炒めモノには、プードゥ の方があうのよ。

ビトラルは少し固い味だから?

プードゥのメルローよりカルメネールに残っていた甘さが、馴染んだというのが正解。
独断と偏見
今日のメインは豚肉とポテトの細切り炒め。基本は塩胡椒と少々の醤油味プラス日本酒という、スッキリ辛め味系の仕上げだ。
他のメルローより、渋味と辛味が強く軽さはほとんど感じない。またカルメネールのブレンド具合がいいのか、メルロー主体のデメリット・軽さもうまく補っている。かつメルローの放つわたしの一番嫌いな香りを、カルメネールの濃い樽香で吸収している。
となると、メインが濃い洋風料理でない和風家庭料理、しょうゆ➕油と見事にマリアージュしてくるのだ。不思議だ。
甘みまででてきた。こんなメルロー種もあるのね〜感心した。

大相撲で例えると
体がちいちゃくて、可愛い体型。途中で厳しい稽古から抜け出して田舎に帰るかも、と思われていた前頭8枚目〜。意外に芯はつよい。
女性に例えて表現す
小麦色に焼けた肌、実はきめ細かくきれいなことに気づいてなかった。沖縄の島々のローカル美人。”アマミ”がある。
☆リピート・濃さ・相性度
リピート度☆☆★★★ 2つ たまには買ってもいい
味の濃さ率☆☆★★★ 2つ 軽くなければそれだけでもOK
食べ合わせ☆☆☆★★ 3つ 肉の和風の塩/辛味つけはベストマッチ
計7 売価498円÷7= の結果は!
コスパ度・このワインの総括
コスパ度71.1円 魚料理に合わないことは確か
ハズレない人のペルソナ
香りが強い赤ワインに、合わせられるセンスを持っている自由人