しょうもないシロート感想文まで、毎度わざわざたどり着いて読んでいただいている、「アナタ」いつも誠にありがとうございます。
王様の涙 赤 甘口 Sweet Red・Lagrima Real
本日5/23(土)午後20時現在で昨年11月にUPした記事が直近検索では1位になっている、王様の涙シリーズの今回は甘口タイプだ。以前のブレンドタイプのレビューはこちら。
表ラベルで特に特徴的なのは、product of Spain という表記方法。工業製品でもないのにプロダクトですか‥
裏ラベルにある情報をまとめると、
- 原産国/ スペイン(2度書き)
- 添加物/ どんなワインでも入れてある亜硝酸塩、とソルビン酸もあり
- アルコール分/ 11.5%(低め)
- 輸入者は、日本酒類販売株式会社
キャッチコピーは、なし。 少し寂しいね。
ホームページアドレスがあるのでみると、ワインノマド という日酒販のワイン専門ページにくわしくある。くわしくはそちらを参照くだされ。
独断と偏見
買ったのはカインズ、452円(税別)。ここは税込価格で表示されるので一瞬?となるが、それでも498円という爆裂ワンコイン価格だ。
メインは、アクアパッツァはアクアパッツァでも、にんべんの出汁/調味合わせを使った簡易販のアクアパッツァとともに。
タイの切り身を使ったが、フライパン焼きの過程でふりかける香草(オレガノかセージ)のスパイスが濃いね〜。これでほとんど味が決まってしまうわ。ウチではもっとオリーブオイルで焼き込んでから、あさりとケイパーとオイルを足して煮込む感じなので、味の煮詰め方が違うかな(塩とオイル味)。でもカンタンに仕上がることは、これはこれでとても便利だ。娘にはウケなかったので、しばらくリピートはなし。
口の中は濃いまんまで、王様の涙を放り込む。見た目の色は、かなり明るく光っている。
甘いか? これがワインの味か?
はじめに一瞬ワインっぽさ、少しのテンプラニーリョとガルナッチャっぽい軽さがあったかと思うと、後から分離した甘さだけが急に追っかけてきて、舌を覆いつくした。
多分に甘みがケミカルチック。
少し謎の味だったので舌感覚が変になった?と思い、いま残っているワインで一番甘みの強いシラーズ・カベルネの雄、プダをすぐに飲んで比較してみた。その後にオシュトロシュボールも参戦。王様の涙/甘みの評価はその後でないとわからない。
VS プダ・シラカベ
甘みはこれだよな〜。
ワインの中にまず1本1本の葡萄の世界があって、その世界に溶け込んだ中から初めて味わいが生まれてくるはずなのに‥
プダの甘みの元であるシラーズからは、自然の大地から生まれた香りとジューシィな果実味がある。おいしい。今日のサカナでいくと、アレンジした乾燥トマトの甘みとうまくマリアージュしている。
VSオシュトロシュボール
こちらと飲むと、メインのサカナのスープと合わなかった。香草の強い香りのせいで、メルローの繊細な味が吹っ飛ばされ、ワインが舌の上に残ってこない。
マリアージュとは正反対で、オシュトロシュボールとは味の傾向がまるっきり合わなかった。残念。
今日の行司役(香り強めおかず)で対戦するとしたら、むりくりプダのWIN?
王様の涙は、相撲力士でいけばまだまだ、本場所前の十両から出直し。
女性でたとえると‥年齢だけを重ね、相当大きくなっても原宿で「ゴスロリ的ファッション」を楽しむ姉さんのよう、もう観てられない。
☆リピート・濃さ・相性度
リピート度 ☆★★★★ 1つ こういう甘さはいただけない
味の濃さ率 ☆★★★★ 1つ 軽い品種にむりやり甘さをねじ込んだ感じ
食べ合わせ ☆★★★★ 1つ 今何を合わせたらいいか、ズバッとこない
計3 売価452円÷3= の結果は!
コスパ度・このワインの総括
コスパ度150.6円 残念ながら、わたし的には手におえません
ハズレない人のペルソナ
むかし近所の駄菓子で売っていた、赤いすももを食べられるひと