コノスル カベルネソーヴィニョン -season3-

この記事は約4分で読めます。

全能ワインも醤油味に合うかで 決まる

今日も毎日飲んでますよ。レビューはリピートの場合、じっくり評価を固めたり過去のレビューをよく見直したりして再度書いています。赤ワインへの評価はほぼブレてないので、ご安心を。

コノスル カベルネソーヴィニョン ConoSur cabernet sauvignon 

チリカベ王、キングオブチリワイン、ワイン万能神、称号をあげればキリがない。

はじめ無難すぎる?と一時期敬遠することもあった。でも飲めばスグわかるその本気度。追い上げる新興赤ワインとその実力を比べられるような、一種ワンコインワインの『アイコン』にまでなっちゃった。

少し振り返ってみるときりがないが、当たった対戦相手と対戦数はハンパない。(バトル戦績一番かも‥)

  • 2019年5月(ここが初出。@57円のコスパに注目)
  • 2019年7月(競り勝つ VSロマス メロザル)
  • 2019年7月(ここも接戦 VSタウリーノ)
  • 2019年9月 ラグビーWcupに例えた。当然NZオールブラックス
  • 2019年9月(三つ巴戦VSモンダビ VSティエラ・ヌエパ)
  • 2019年12月 年末バトル総対戦10本のオールスター達と!
  • 2020年2月(最近も人気再燃 VSドメーヌ・ボヤールCS)
  • 2020年2月(本気の仏ワインに負け?VSアイコニック) etc‥

現在の番付表は、地方巡業で西横綱。(6月場所現在)

横綱同士は当然として、少しおいしいかな?と思うと、スグに対戦を申し込まれるのは、強者ゆえの「宿命」

いつものスーパー・ヤオコーで798円(税別)。全国どこでも手にはいるからね。そりゃ誰からでもケンカ売られるわ。

で、今日の結論は?

ワインの試飲結果

甘めシラーズブレンドとの対戦はあまりなかった。ボディブローを喰らってジワジワ攻められる展開だったが、濃いめの醤油タレのおかずには強かった。

その理由を考察する‥

行司役となるメインおかずは、メカジキのアクアパッツァ。

あまり煮込まずサクッと仕上げたが、味を決めるアサリが新鮮すぎ?てあまり砂を吐かずに口の中でジャリジャリしてしまった。反省。もう少し活性化させるか塩強めにふらないと、時間おいただけではダメだな。

さて、対戦したのは隙あらば上位のノドを食いちぎる勢いの、VSバルカトリナ とこれもワンコインの基準ワインのひとつVSアルパカ。くわしくはそれぞれの項目でどうぞ。

VSバルカトリナ  

個人的に上位にあげたい、と思っているバルカトリナ。キング・コノスルと直対戦は、初めてかも。ふつうチリのカベルネ同士ばっかりの戦いだからね。

注いだグラスの色は、バルカトリナの方が濃い。ヴァニラ臭はコノスルだ。味は両者を飲むと何とバルカトリナが少し「辛く!」感じるくらい。ボリュームで押されたか?後味では「甘さ」が戻るんだけど、マジックのようだ。

Portugal,Sweet one

いつものアクアパッツァでは味の差がでない。どちらもおいしいから。となれば、今が最高の旬のおかず「ナス焼き醤油味」で決めた。

コノスル は実力者ゆえ、開栓したてでも魅力があふれる。濃さのバランス、周りに広がる香り。焼いた芳ばしい醤油の匂いと混じって「至高の味」に変わる。バルカトリナ の甘みが少しだけ邪魔になったか?とてもおいしいのだけど‥。

今日はコノスル の 勝ち

仏料理などに使う生クリーム系のソースだと、それはそれで結果は違うかも。

VSアルパカ

ここもメジャーすぎるのか、今まで直対決があった?かよく覚えていない。

コノスル のバランスはそのままに、全体のボリューム感やスケールをギュッと縮めたのがアルパカかもしれない。

cabernet merlot
better sweet

こうなると当然

コノスル の 勝ち

このワインの総括

7月場所(地方巡業)で、コノスル ではなくバルカトリナ の番付がよりはっきりした感じ。

ハズレない人のペルソナ

安心・安全・安定の全能の人、っているのよね

優等生、というだけでは戦いには勝ち残れない。全知神、というのはその能力を持っている、ということ
タイトルとURLをコピーしました