サンジョヴェーゼという運命に逆らわない
イタリア作曲家 エンニオ・モリコーネ氏逝去、とのニュースが入った。アメリカ・シカゴを舞台としたギャングと捜査官との闘争「アンタッチャブル」などの映画音楽で知られた。
このところ、イタリアワインを連続して飲んだ。そんなせいか、伊関係のNEWSも気になったのかな?
7月の新規ワイン2本目。カインズで税込み498円、453円(税別)というお化けワインだ。
ジポリーノ ZIPLINO rosso
イタリア、サンジョヴェーゼという定番。この結論の前に‥
その前に飲んだ、ある意味これ以上どうすることもできないイタリアもの、テッラ・フレスカ とも飲み比べた。その差は歴然、一目一口でわかるのだが、安いほうのテッラ・フレスカを捨てきれないでいる。
安ワイン特有のねちっこい「甘ったるさ」が、何かオーバードーズのよう。クセになる味なのよ。自爆するほど酔ってしまう。
「カラダによくない」と言われて続けていることはあまりないが、この安ワインはうっかり飲んでしまうと、止まらない。そのせいで、肝心のジポリーノが普通のサンジョヴェーゼになった。
結論を先に
イタリア特有の渋さ。これは苦味に近いかもしれない。これを認めるか?どうかでイタリアワインを飲み続けるかが決まる。
その理由
中途半端な値付け、ここに尽きる。テッラのように振り切った価格ならそれはそれでいいが、400円代のイタリアの赤に、食指の動きようもないことを再確認した。しかも、期待以上の「思ったとおり」の味。
チリの300円代赤のテラ・フローラのCSにも、いともカンタンに捻られる。コンドル・メルローがこんなに濃い?というくらいにも感じてしまう。
またしばらく、イタリアワインは買うのをやめておこう