ヴァサリアーノ・ロッソ まじめなイタリアン

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頑張り感はうすくてもいいのに

10月。秋口に入って最初の新規ワインレビューだ。

ワンコインにも値上げしているか、確認しながら棚を見ている途中である。その中で定番のスーパー、ヤオコーで直輸入30%OFF、という驚異の販売価格で値付けされていたので、つられて買ってしまった。

ヴァサリアーノ・ロッソ  PonteVecchio VASARIANO Rosso

イタリア、トスカーナ州の赤ワインとくれば、普通ブドウ種はネロ・ターヴォラと思いきや何も表示がないので、ググって見ると、ヤオコーのサイトで「サンジョヴェーゼ」とあった。

直輸入セール価格で、30%OFF後は418円(税別)で購入できた。

まずは試飲‥

熟ではない軽さ

今日のメインは魚。イトーヨーカドー御推薦の平山さんが、養殖している「ブリ」をフライパンで焼いただけのシンプルな盛り合わせだ。ワインの特徴を、裸にしてしまうことで有名だ。

◆ワインオクターブ論でいくと、

半オクターブ 音階真ん中

ボリューム感はライトめだ。味わいは甘い方にも、辛いほうにも寄っていないため鍵盤の真ん中に据えた。

イタリアものの特徴はあるが飲み続けられるか、と言われるとなんとも言えない。楽しんで飲めるのはいい

ワインのレビューにとって、この料理の性格上とても残酷に見せる傾向がありそのハンディはあるが、飲み比べではっきりさせるしかない。特別にスグ書き残すほどの味わいではなかった。

その理由とは‥

裏書きは、定温コンテナ輸入で丁寧に運ばれたことは、よくわかる。情報量が少ないのでWEBサイトから転用する。

  • アルコール度数 12.5度(普通かやや軽め)
  • 説明  ライトボディ(ラベル) 味わい:ラベルは重厚 WEBでは軽口(さてどっちやねん)
  • 原産国 イタリア
  • 説明書き:(WEB)世界にイタリアワインの名を広めた赤ワイン品種・サンジョベーゼを軽やかに仕上げた手軽な赤ワインです。飲みやすく(!)親しみやすい味わいでシンプルに焼いた肉料理に合わせるのがフィレンツエ流です。

これだけでは、どちらでもとれるので、対決にて雌雄を決することにした。

VSフォンヴィエル VSバルカトリナ VSラポサ

多分似ている性格だろうと思いまずは、おフランスの、フォンヴィエルを飲む。

ほんと変わらない一貫性が個性なワインなのね。でも味わいはまだこちらの方が「濃い」

ここは良かったね、フォンヴィエルの勝ちだ

France,Bordeaux,

残っていた「濃い目」ワインとも飲んでみた。

バルカトリナ

ラポサ

このヴェテラン勢には歯が立たず、今日はヴァサリアーノの負け決定だ

果実味、ワインの膨らみ感、味わいの深さ等、まじめに作っているんだけれど、それだけでは勝てず、逆に負ける要素を目立たせてしまうことになった。

 

リピート、濃さ、相性度

リピート度 ☆☆★★★ 2つ  ほぼリピートする理由は見渡らない

味の濃さ率 ☆★★★★ 1つ  全体的な減点要素はココが占める

食べ合わせ ☆☆★★★ 2つ  今日はメインどうこうでなくワインの味のみ

計5 売価418円÷5= の結果は?

コスパ度・このワインの総括

コスパ度83.6円    ダメな味ではないが口に入れると少し興味を失う

ハズレない人のペルソナ

コロナ下、毎日ハッピーにホームパーティを開けるようなお気楽な人

10月の値上げ時期に志高く、逆に「値下げ」した心意気に一票を投じたい。
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