グランデ・アモーレ 反則級のおいしさ

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2021年1月は、本当に大変な年になったと感じます。それでもワンコイン赤ワインは、継続して飲み続けていきます。家飲みバンザイ!

グランデ・アモーレ  Grande Amore rosso puglia

イタリアワイン、しかもプーリア州の赤ワインです。オーガニックでも馴染みあるように、ワインを多く産出する県(州?)のひとつでしょう。昨日でチラッと言っていたように、カルディ年末セールでお得に買えました。ワンコインのほぼ上限価格881円(税別)です。

10%OFFセールがなかったら、969円ですからハードルは初めから高いです。

まず飲んで

これは素直に価格なりの味の違いを感じます。高いだけのことはあるワインです(これは珍しいことですよ)

■ワインオクターブ論的には

ボディ、バランスともワンコインワインならば最高レベル

2オクターブ+1Lo

スーパー(超という意味)ワインや。

その理由

説明文はほとんどありません。イタリア語では結構書かれていますが、よくわかりません。コルク栓のワインです。

  • ワインのタイプ 不明
  • 飲み頃温度 16~18°C
  • 原産国 イタリア/プーリア州
  • アルコール度 14%(グレイト!)
  • 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)安定剤(アカシアガム)
  • 輸入者 オーバーシーズ

VS コンドル

重量級には、それなりの濃い味ワインで勝負してみます。

対するはコンドル/カベルネ。

Chile,cabernet sauvignon

コンドルは酸味と甘味、スッキリとした葡萄の香りを含んでいる「厚め」の濃さを感じるチリカベ・ワインです。メインはタイフライパン焼き・ニンニクオイル風でした。乾燥した空気に、味が透き通ってマッチングはとてもいいです。

グランデ・アモーレは、少しタイプが変わります。

官能的というか、はじめねっとりと重い舌触り。後味は甘味も含んで爽やか、もちろん葡萄の果実味は十分香り、濃い味に仕上がっています。14%の濃度のせいですか?

これはクセになりますわ。濃い赤ワイン好きには反則的な味でたまりません。

ただし、コスパで番付するには、絶対に横綱にはなれない、という定めも背負っているワインです。価格が高いので‥。

サシの勝負では、グランデ・アモーレの勝ちは揺るぎません。番外でイエローテイルとも飲みましたが、十分アモーレが押し切りましたね。

リピート、濃さ、味の相性度

リピート度 ☆☆☆☆★ 安ければ、誰でも買いたくなるワインです

味の濃さ度 ☆☆☆☆☆ イタリアワインで初?の5つ星の濃さと思う

食べ合わせ ☆☆☆☆★ とても素直に美味しいと思えるマッチング

グラッチェな星数、計13個 881円÷13=  の結果は

コスパ度/ワインの総括

コスパ度は67.7円  これでもコスパで図ると60円台ですか! 番付では上位となる30〜40円台のワインとは比較の対象にしていいのでしょうか。まあモノサシを決めているので仕方ありません。

ハズレない人のペルソナ

愉しめる限界でお金もかけられて、濃くて重い赤ワインが飲みたい夜に

イタリアものでトスカーナやネロターヴォラ以外に、こんなワインがあるとは知りませんでした。イタリアワイン歴30数年で初の衝撃です。ワインの好みは、案外いつもとは違うところに隠れているかもしれません。これがあるから、ワイン飲みが楽しいのです!