そうそう。先週衝撃的なワインを買ったことを忘れていました。これも花粉のせいです‥。
いつものスーパー、ヤオコーではじめて見る衝撃のお値段、200円代のワインが出ました。(ここ2〜3年で初)これは絶対に検証する価値あり、と即買いしました。298円(税別/328円税込)です。オ〜マイガッ!
とうとうここまで、デフレワインの波がきた!
カーサ・アンティグア・ヴィーノティント CASA Antigua Vino Tinto
スペイン、他の情報は裏ラベルだけではよくわかりませんが、安っぽい雰囲気はいっさいありません。
いいオーラでてます。
まず飲んで
グラスの色は明るめ、スペインですからね。これでテンプラニーリョ以外「ない」と踏みましたが、予想はいかに?
■ワインオクターブ論的には
ググって見るとヤオコーのサイトにありましたよ。びっくり!キチンとしています。本気だ。
半オクターブ
ボディの重さは第一印象ではこのくらいですが、ここからもっと伸びしろがある?かはわかりません。
その理由
裏書は薄いので、まず書けるだけ書きます。
- 原産国 スペイン
- アルコール度 12.5%
- 味わい 中口
- 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)のみ
- 輸入者 小川貿易
ヤオコーのサイト情報を再度つけ足しておきます。真面目だわ〜、この企業姿勢には尊敬します。安く売ったとしてもこうでないと!
- スペインで高級ワインに使用されるテンプラニーリョ種を使用しながらも、毎日気取らずに飲んでいただくため、果実味を前面に出しフレッシュなワインに仕上げました。
この価格を実現するため、輸送は遮熱仕様のコンテナを使用しています。 - 「毎日の食卓を彩る、肩ひじ張らない赤ワイン」
- ぶどう品種 テンプラニーリョ100%(予想的中)
VS シャトレ・デ・クロ
対決はまずスペインが勝手に敵視するであろう、フランスワインのVS シャトレ・デ・クロ
シャトレ・デ・クロは開栓から日をおいて、やっといい感じになりました。前の疑問符がつく味からやや複雑味を讃え、香り深い味に変わっています。カベルネフランの嫌味が消えました。良い傾向です。
であれば、ここは圧倒的にデ・クロ優位になります。
カーサ・アンティグアは、ヤオコーが必死に見つけてきた「虎の子」ワインですが、
メリットは圧倒する「価格」デメリットは日本人にはやや部が悪いスペインワイン、しかも(昔悪評高かった)テンプラニーリョ種なのは逃げようない事実。
今は大変素晴らしい、テンプラニーリョがたくさんあります。が、20年以上前の「昔」多くのスペイン産テンプラニーリョが日本に入ってきた頃は、あまり良い記憶が残ってません。でも、ここで
勝負しましたね。
メインの豚ロースフライパン焼き、というワインを裸にしてしまうハンディの中、カーサ・アンティグアは見事に実力を発揮しました。渋みをたたえ、意外にオークっぽさもあり、これが200円代ならば十分飲めます。おいしい。
あくまで対戦結果はシャトレ・デ・クロの勝利です。が、カーサ・アンティグアの価値をおとしめる訳ではありません。ちなみにVS バルデモンテとも飲みましたが、濃さとボディの厚み、むせるような味わいで、勝負的にはここも負けます。でも200円ワインですよ。凄い努力です。
リピート、濃さ、味の相性度
リピート度 ☆☆☆★★ 3つ これは飲んでもいい赤です
味の濃さ度 ☆☆★★★ 2つ 変な軽さはありません
食べ合わせ ☆☆☆★★ 3つ スパイシーなポークには十分実力を発揮しました
星の数は、安ウマでしょう計8個 298円÷8= の結果は
コスパ度/ワインの総括
コスパ度は37.2円 30円代には当然なりますね。高コスパ入りします。
ハズレない人のペルソナ
日本人にも気さくで、料理の好みもあっているスペイン美人を愛する人