セニョリオ・デ・イニエスタ テンプラニーリョ アルコール15%の破壊力

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こんばんわ。家飲み歴数十年ワインコスパニストのブーです。

朝から雨です。梅雨に入って紫陽花も映えてますが、赤ワインを忘れている訳ではありません。

ガッん、と強力なワインが見つかりました。

スペインのテンプラニーリョ?です。

15.0 セニョリオ・デ・イニエスタ 15.0 Senorio de INIESTA tempranillo

会社帰りに、肉のハナマサで買いました。698円(税別/767円税込)という価格以外に、何といってもインパクトあるのは、アルコール度数の高さです。

ワンコイン史上・最高度数更新、15%です。

【メチャ結論いそぐ人へ】

このワインを買おうか、迷ったなら

「買い」を推しておきます。
 

まず飲んで

破壊力あるラベル。15の数字がドーンと中央に配し、何か凄そう、と感じさせます。

ちなみにキャップはスクリューではなく、コルク栓です。

ワインオクターブ論的には

3/4オクターブ

アルコール度の高さは、お腹の中で「ズーン」と熱く感じるのが特長的です。

スペインっぽさは残っています。

その理由

ラベル裏説明は多め、熱い文章です。

スペインの灼熱の大地が生み出した完熟のぶどうを使用。糖度の高い旨みの凝縮されたぶどうから、その味わいを存分に引き出しました。力強くたっぷりとした口当たりで、繊細なタンニンといきいきした酸のバランスが非常に良く、食事とも合わせやすいのが特長です。飲み応え抜群のふくよかなアルコールのボリュームをお楽しみください。

  • 原産国 スペイン 
  • ブドウ品種 テンプラニーリョ100% チェリーやプラムのフルーティな香り
  • 飲み頃 16~18度
  • おすすめ 牛ステーキ、シチュー、すき焼き等
  • チーズ:セミハード(ゴーダ・マリボー)
  • 味わい(五角形のチャート5段階評価) 香り4 渋み4 酸味4 果実味4 濃さ5
  • アルコール度 15% 
  • 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
  • 輸入者 ドウシンシャ

単独飲みのインプレッション 

  15%の濃さとは感じられない、明るさ

熟度 体力的には、スペイン・テンプラニーリョなりの濃さ

今日のワインも首かけPOPも含めて、相当「盛って」濃さをアピールしてます。

メイン料理は、オススメのように「肉」料理、酢豚でした。

豚肉をさっと片栗粉につけて揚げ焼きし、後から玉ねぎとニンジン等の野菜と絡めて、酢醤油で味つけしました。肉のボリューム感は相当なものです。

ところが

肝心のワインが、イニエスタどうしたことでしょう。華麗な足捌きを見せてくれません。ワインを飲むと喉がかわくばかりで、酸味が強いせい?か果実の香り、というよりも酸性の蒸された匂いが鼻に広がります。アルコール臭でもないので時間を置いてみますね。ボリューム感もやや少なめです。

飲む前と比べると少しイメージが違います

しばらく飲むとカラダの中で、血液にまじってくるとかなりポカポカ、ドクドクしてきます。料理までねじ伏せるほどの実力は、まだ感じられません。

味わいのバランスは良いので、明日以降に期待します。

チリのカベルネ・ガトーネグロと飲み比べましたが、味的にはチリカベの方が好みです。

リピート、濃さ、味の相性度

リピート度 ☆☆☆★★  3つ  また飲んでみたい気持ちは残ります

味の濃さ度 ☆☆☆★★  3つ  濃い、というより強い、が正しい

食べ合わせ ☆☆★★★  2つ  肉が合うんでしょうか?単独飲みタイプですね

星の数は計8個 698円÷8= の結果は

コスパ度/ワインの総括

この数字ほど悪くないバランスですか。コスパ度87.2円。 

初心者へのおすすめ度 : 初心者にはつらいタイプ、のワインかも 5点満点で2点のオススメ。

重くも辛めでもなくスムーズに飲めます。好き勝手に飲んでいるとつぶれてしまう危険なワインかも。ワインの度数まで調べる人は少ないので「悪用注意」ワインです。

 

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