イカレスケン カベルネ・ソーヴィニョン 赤い悪魔のような果実味

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こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。今日も飲んでますか?

真夏の暑さですよ。ワインなんて飲めない〜なんで言わずに今日もいっしょに飲みましょう!

久しぶりに会社周りをブラブラ寄ってみました。ビックカメラのワインコーナーを見ると、な・なんと価格がほとんど上がっていて、買えるワインがない‥  ガーン。

ティエラ・ヌエバを買えた、時代の終わりを告げる鐘の音が、心に鳴り響きました。

もう「あの価格では」飲めない‥か。ならば気分を変えて

今まだ飲める、赤ワインを検証しましょう!

イカレスケン IKALESKEN cabernet sauvignon

スーパー・ベルクスで購入しました。値段がわかりにくく不安でしたが 699円(税別/768円税込)

スペインのカベルネ、という面白そうな赤ワインです。

【メチャ結論いそぐ人へ】

この「イカレスケン」を買おうか、迷った人

買っても損はない、はず「買い」
 

まず飲んでみた感じ

開けて注いだ感じは悪くありません。色も濃さそうだし‥

ワインオクターブ論的には  

3/4オクターブ+1LO+1HI

スペインらしさはなく、しなやかな独自のカベルネの解釈です。

果実味がとにかく豊富です。

その理由

ラベル裏は凄い日本語表記ですが、表側の受賞ラベルが、一見凄そうですよ。

おなじみのベルリンワイントロフィー(金賞)はもちろん、ポルトガルワイントロフィー(金賞)と、ドイツ?か何かわかりませんが、DWMが受賞ワインのワールドカップようなものを表彰した、ベストプロデュースワイン、っぽいマークが貼られています(申請すれば‥何でもですか?)

『鮮やかなルビーレッド色。カシスやラズベリーのようなぶどう固有の甘く濃厚な香りが楽しめます。しっかりしたボディとバランスの良い酸味が調和した心地よい飲み口のワインです」

  • 原産国 スペイン
  • 2019年
  • アルコール度 14% (貴重)
  • 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
  • 輸入者 東栄貿易

単独飲みのインプレッション  VS シャトー・ラジャール

  いい濃さです。久しぶりに光りよりも沈む色が勝ってます。

熟度 インプレ的には、果実の甘みと香りが凄いパワーで押し寄せます

これでスペインワインか。気づかなかったなあ〜。

普通でいくと買わないタイプですね。スペイン国内ではマイナーな品種になるカベルネ・ソーヴィニョンだし、その割に14%、という濃い目のアルコール度の掛け合わせ。

1000円以内のワインも絶対数がないので、ガンガン行きます。

芳醇な赤い果実の香り。

ここが最大の特徴です。わたし的にはSO・GOOODでした。

少し甘さを感じるカベルネの味わいが、豪州産でもなくCA産の軽甘みでもなく、チリの豪快でパワフルな味でもなく、オリジナリティあるCSです。

メインは、青椒肉絲。いつもより、醤油味を強めに出したので、スパイシーな仕上がりになり、カベルネとよく合いました。いいマリアージュです。

VS シャトー・ラジャール飲み比べました。

ラジャールも「時」をおいて空気に触れると進化しますね〜。マイルドでワイン全体を包み込むふくよかな香り。とてもいいお味に落ち着きました。

モーンスーンは少し舐めただけで、ここはモーンスーンの気合い負け。

今日の勝負はイカレスケンの勝ちです。

リピート、濃さ、味の相性度

リピート度 ☆☆☆☆★  4つ  魅力ありますね。また飲みたくなる

味の濃さ度 ☆☆☆★★  3つ  ボディはまだまだですが、果実味が押してくること半端ない

食べ合わせ ☆☆☆☆★  4つ  塩・醤油系のスパイシーな味には最高の組み合わせです

星の数は計11個 699円÷ 11= の結果は

コスパ度/ワインの総括

コスパ度63.5円。 少し変わったワインを好きならば、ぜひトライください。

初心者へのおすすめ度 : 案外素直に誰でもいける 5点満点で4点のオススメ。

赤い果実、と言われても普通の人には反応できないかもしれませんね。しかも、「悪魔のような」と言われてもね‥。言いたいのは、そのくらい「衝撃的な」という比喩で表される、凄い果実感なのです。おいしい。

 

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