シャトー・ムーラン・ド・ジョ 酸化防止剤・無添加だってよ

この記事は約3分で読めます。

こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。

フランスワインで、珍しいものを見つけました。

添加物が「何も」入っていない酸化防止剤も(人の手からは)入っていない、という希少性高いワインです。

シャトー・ムーラン・ド・ジョ 2018 Chateau Moulin de Jaure

スーパー・OKストアに買い出しに行きました。699円(税別/768円税込)。

【メチャ結論いそぐ人へ】

この「シャトー・ムーラン」を店頭で買おうかどうか、迷った人

こうした珍しいワインは、一度は「買って」飲んでください
 

まず飲んでみた感じ

いわゆるヴィーガン認証を受けたワインじゃないのに、非常に「草っぽい」オーガニックテイストを感じます。

ワインオクターブ論的には  

4/5オクターブ+1LO

今後いろいろな可能性を秘めていますね。

その理由

酸化防止剤が無添加というワイン、はじめて見ました。もともとブドウがワインになるには、酸化防止剤の代表である亜硫酸塩は自然に生成されているようです。

無添加ワインとオーガニック等との違いはこちらが詳しいです。

「権威と歴史に彩られた国際ワインコンクール等で多くの著名なワイン評論家、ソムリエ等のプロフェッショナルの厳しい審査を経て選ばれた金賞を獲得したこのワインは、品質・コストパフォーマンスに優れた安心できる納得の味わいです」

 

  • 原産国 フランス  2018年
  • ボルドー
  • タイプ 渋みは控えめで果実味が豊かな爽やかな飲み口
  • アルコール度 13.5% (高め)
  • 添加物 なし
  • 輸入者 東亜商事

単独飲みのインプレッション  VS ドメーヌ・ボヤール/メルロー

  沈んだ濃い茶色

熟度 自然な熟成度

飲み過ぎました。マイルド&スムージィでどんどん入っていきます。

果実味の甘さですか、はじめ舌の上に少し酸味も残るのですが干渉するほどではなく、マイルド味が勝ちます。VINICAによると、メルロー主体のようですね。

となれば昨日までの、ドメーヌ・ボヤール/メルローと飲み比べてみましょう。

色的にはボヤールの方が、輝きがある赤みが残っています。味の余韻は確かにメルローっぽくない、ボヤールの特徴が勝りますが、バランスの良さはフランスらしくない、このシャトー・ムーランの方が勝ちますね。

メインは、青椒肉絲でした。塩と酒のバランスよい味つけで、ワインともよく合ってます。

対戦の結果はシャトー・ムーランでしょう。フランスワインのワンコインでここまで、自然派っぽく飲めるワインは少ないはずです。何より半分以上飲んでしまったこと、こそ真実かと。

リピート、濃さ、味の相性度

リピート度 ☆☆☆★★  3つ  素直にまた飲んでみたい

味の濃さ度 ☆☆☆★★  3つ  自然派ワインの特徴は全てもちあわせています

食べ合わせ ☆☆☆☆★  4つ 飲みやすさが一番、肉との食べ合わせも最高です

星の数は計10個 699円÷ 10= の結果は

コスパ度/ワインの総括

コスパ度69.9円。  おフランスの中では確実に味が抜きん出る

初心者へのおすすめ度 : マイルド感と果実味が最高で飲める味 5点満点で4.5点のオススメ。

酸化防止剤については、正しい知識が必要です。ただ、味的に本当においしいもの、とそうでないものを見分けるのは難しいはずです。

 

タイトルとURLをコピーしました