シャトー・オー・バルダン 仏の意地と美味しさとは

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毎度こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。

地震来ました。家族もバラバラにいたので、収拾が着くまでバタバタしてました。夕飯でワインも飲んでいたので、クルマも出せないし‥。

無事に今日を迎えることに、あらためて「心の平和」を感じています。皆様も健康で平穏な日々をおくれることが、大前提ですから!

今日は少し前のストックワインを飲みました。正確に言えば昨日も飲みましたが、2日飲んでから正確にレビューしよう、とあえて置いていたワインです。

困ったときのOKストア、で購入した仏ワインです。

シャトー・オー・バルダン Chateau Haut Bardin

699円(税別/768円税込)です。

【メチャ結論いそぐ人へ】

この「シャトー・オー・バルダン」を店頭で買う?買わないで、迷ったら!

コスパを考えても「買い」一択でしょ

まず飲んでみた感じ

グラスに注がれた感じが、“久しぶり”に重厚感あります。

ワインオクターブ論的には  

1オクターブ+1Hi

高濃度特有の辛さが、舌と喉を襲いました。

その理由

ラベル裏はシンプルに受賞の喜びが書かれてます。

「権威と歴史に彩られた国際ワインソムリエコンクールで多くの著名なワイン評論家、ソムリエ等のプロフェッショナルの厳しい審査を経て選ばれた金メダル受賞ワイは、品質・コストパフォーマンスに優れた安心できる納得の味わいです」

 

  • 原産国 フランス/ボルドー
  • 2019年
  • ワインのタイプ 渋みは控えめで果実味が豊かな爽やかな飲み口の赤
  • アルコール度 14% (高)
  • 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
  • 輸入者   東亜商事
South Africa

パリ農産物コンクール/Concours General Agricole Paris では、金賞は全体の8%というかなり厳格な基準で、賞があたえられるようです。

単独飲みのインプレッション   VS イリウム 

  光の中に影を感じるほどの濃いめの朱色

熟度 中重量級の「こなれた」感がありました

グラスに口をつけてすぐ、重めのワインは、その実力の片鱗を感じさせます。コルクワインですが、開けてからの空気感しかり、芳醇な香りしかり。

舌で感じるより、五感が感じるワインが「本物」に近いようです。

シャトー・オー・バルダンは大きな可能性があります。

まず、14%の高いアルコール度が嫌味なく、タンニンの良さを引き出しています。「程よい渋み」これがフランス・ボルドーの本質です。

飲みながらも、時間経過と共に、ジェットコースターのように味が劇的に変わっていきます。

メインは、ブリオーブン焼きです。副菜にノルウェーサーモンを刺身で買ったので、魚の脂身と焼きの香ばしさという「ねっとり&さっぱり」を両立したうまさを堪能しました。ワインにも合うこと間違いなし。

対戦には、強敵「イリウム」が残ってました。

Spain, tempranillo

この階級超えのパワーに、結構フランス・ボルドーは食らい付きますね。

ブドウ品種はググっていませんが、バルダンも輸入年代によってボトルが沢山あるようです。この2019は、メルロー主体のカベルネ・ソーヴィニヨンブレンド。この価格で買えることがなりより。

味の差は野球とサッカーの面白さを比べているようで、差はつけようありません。引き分けです。

リピート、濃さ、味の相性度

リピート度 ☆☆☆☆★  4つ  699円の中では結構ブイブイいわせます

味の濃さ度 ☆☆☆★★ 3つ   14度の辛さは、ワンコインでどれだけ対抗馬ありますか

食べ合わせ ☆☆☆☆★   4つ  和食でも洋食メニューでもいけそう

星の数は計11個 699円÷ 11= の結果は

コスパ度/ワインの総括

コスパ度63.5円。 かなりのコスパになると思いませんか?仏ワインですよ?

初心者へのおすすめ度 : したたかに飲みやすさもあり 5点満点で4点のオススメ。

今日の欧州コンクール受賞ワインは、はじめて納得した感があります。

 

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