毎度こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。
会社と自宅の通勤という往復には、実は「体力維持」という福利厚生があったことに、いまさらながら気づきました。
カラダが思うように動かなくなってはじめて、実感する「健康」な日々。みなさんもどうぞKeepWalkingをおすすめします。
今日も振り絞って書きます。フランス・ラングドックが続きます。
アルクトス Arctos cabernet sauvignon
756円(税別/831円税込)です。おなじみスーパー・ヤオコーで直輸入ワイン3割引DAYに、買い込みました。とてもお値打ちモノ?ですか。
【メチャ結論いそぐ人へ】
この「アルクトス」を店頭で買う?買わないで、迷ったら!
まず飲んでみた感じ
初見はグラスの光具合からすると、少し不安な香りがします。
■ワインオクターブ論的には
3/4オクターブ
タンニンのうまさあります。
その理由
ラベルには、説明書きがありません。コンテスト受賞マークはありません。出品もされていないようです。WEB検索でも出てきません。以下これが全て。
- 原産国 フランス/ラングドック
- IGP Pays D’oc
- 2020年
- 味わい 重厚
- 定温コンテナ輸入
- アルコール度 13% (並)
- 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
- 輸入者 小川貿易
単独飲みのインプレッション VS マノワール・グリニョン
色 明るめです。輝くほどではありませんが。
熟度 中軽量と思いきや、意外に辛めタンニンが効いてます
辛さは十分です。いい意味本格的なフランスワイン。
カベルネもオークっぽい樽香ある仕上がりだし、若めなのにワインに「勢い」があります。
草っぽい自然派ワインっぽくもあり、この価格でこの品質なら、やっとフランスも日本をワイン「市場」性がある、と認めてくれたようで嬉しいです。飲み慣れないとこの価値は見出されずらい。
13%でも程よい濃さ。豪産のカベルネを感じさせる「かろやかさ」とフランス産の「渋み」を両立させています。赤ワイン好きにはハマる、そんな味です。
メインは、ポーク薄切りの中華甘味噌焼き。濃い味にも、アルクトスは負けずに溶け込みます。
対戦は、フランスのクセもの、マノワール・グリニョン。
マノワールは、流石シラーのうまみで、舌の味覚を根こそぎもっていきますね〜。カベルネよりパワー持ってます。
番付的に上位が勝つ?訳ではありませんが、今日は引き分けかな。性格がかなり違うので対戦になりません。別のカベルネ・ソーヴィニヨン単体と飲み比べて、実力を試してみます。
リピート、濃さ、味の相性度
リピート度 ☆☆☆☆★ 4つ これは良い肉の日にまた買いたくなります
味の濃さ度 ☆☆☆★★ 3つ 濃さはレベルなのですがタンニンがイケる
食べ合わせ ☆☆☆★★ 3つ これは肉合わせですね
星の数は計10個 756円÷ 10= の結果は
コスパ度/ワインの総括
コスパ度75.6円。 本格派の正統カベルネを味わいたいワインラバーにどうぞ
初心者へのおすすめ度 : 軽めの口あたりで味は深い 5点満点で3.5点のオススメ。