こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。
もう月末ですね。2022年から番付表について今までの「志向」「方向性」を続けるか変えるべきか、1日だけ考えます。
1月最後の新規ワインになります!
カスターニョ ヘクラ Castano HECULA
久しく寄れなかったスーパー・ロピアで、899円(税別/988円税込) のほぼ上限価格のスペインワインを買いました。さて?
【メチャ結論いそぐ人へ】
この「カスターニョ・ヘクラ」を店頭で買おうかどうか、迷った人へ

大半の人にはオススメです。
まず飲んでみた感じ
評論家が物語る高得点の数々。欧米の赤ワイン好きが「好む味」の傾向、は押さえています。
■ワインオクターブ論的には
1オクターブです。

そこそこ普通のワインをなぎ倒すだけの、辛さと体力を持ちます。
その理由
まずは歴代のポイント?のお披露目からです。(飲んだワインは2018年モノですが‥)過去をひもとくと!2002~2006年まで90点以上のVTポイント獲得。2009年・2012年・2013年もポイント獲得。
有名評論家とは、ロバートパーカーのことのようです。POPの表記には限界がありますから、ストレートには出しにくいですね。

生産者がボデガス・カステーニョとあります。
- 原産国 スペイン DOイエクラ
- ブドウ品種 モナストレル
- アルコール度 14.5%(濃い)
- 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
- 輸入者 アグリ
単独飲みのインプレッション VS G7メルロー
色 比べたG7メルローより濃い色
熟度 高アルコール度は感じますが、熟しているかは‥
色々な品種が飲めるようになって、群雄割拠なスペインワイン。30年前の昔は、代表品種の一つである、テンプラニーリョしか安いやつはありませんでしたから!
この状況は大変うれしい!頼もしい!です。
最近の数本だけをみても、13.5%以上のアルコール度は普通に飲めますし、14.5%の濃さもこのへクラだけではありません。
雑味を感じさせない、スッキリした辛味あるお味。高めのタンニンの中にまろみとモナストレルのオーク味あるテイストが融合しています。
圧倒する味、ではありませんが(モナストレルへの慣れにも関係するかも)かなり味わい深い、美味しい部類に入るワインです。
メインの、新作・牛肉のXO醬とブロッコリー炒めでマリアージュしてみました。
辛味と中華味は会うので、問題はありません。が、お互いを高め合うような「素敵な出会い」という関係にはなりませんでした。粘っこいオイルがもっと必要かもしれませんね〜。思ったよりもワインがしつこくなかったせいです。

VS G7 メルロー と飲み比べました。格下のはずのG7に味は少し負けます。メルローの甘みのまわり加減が早いせいか、へクラの強みであるマイルドなおいしさが少し後手に回った感、がありました。
勝負は僅差ですが、へクラの負けです。

リピート、濃さ、味の相性度
リピート度 ☆☆☆★★ 3つ モナストレルは不思議な魅力があります
味の濃さ度 ☆☆☆★★ 3つ マイルドで濃い。高アルコール度のせい
食べ合わせ ☆☆☆★★ 3つ 平均的よりも十分上のおいしさです
星の数は計9個 899円÷9= の結果は
コスパ度/ワインの総括
コスパ度 99.8円。 自分の舌で味わって「違い」を感じてください。コスパはやや劣りますが気にしないで!
初心者へのおすすめ度 : 味は好かれるはずです 5点満点で4点のオススメ