アーネスト・ロベール このピノ・ノワールは合わない

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毎度こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。

今日はあらためて気づきました。これは私の中ではどうしようもないこと、かもしれません。

それが本日の主題、ピノノワールのことです。

飲んだのは、仏・ブルゴーニュの本格派?コルク栓です。

アーネスト・ロベール ピノノワール  Ernest Robert Pinot Noir

肉のハナマサで、598円(税別/657円税込)にて購入です。

【メチャ結論いそぐ人へ】

この「アーネスト・ロベール」を店頭で買おうかどうか、迷った人へ 濃い赤好きなら

迷わず「買い控え」た方がいいと思います。
もうピノはワンコインではもう探しても無駄?でしょうか。まああきらめずに美味しいピノノワール探しは、もう少し続けていきます。

まず飲んでみた感

  見た目もすごいです。目立つくらい輝きあふれます

深み 開けたては濃さは感じません

ワインオクターブ論的に  味付けは

1/3オクターブ

せつないほどの渋み感。

その理由

ラベル裏はそれなりに書いてあります。

「ブラックチェリーの様な美しい黒紫色、ラズベリーやさくらんぼの香りと、ブラックベリーを思わせる上品な味わい」

  • 原産国 フランス・ブルゴーニュ
  • 2015年
  • 料理 赤身肉のローストやチーズ等
  • 軽口から重口まで5段階で4の重さ
  • アルコール度 12.5%
  • 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
  • 輸入者 花正

インプレッション

辛くて渋い。年代がやや経過すれば、何とかできるレベルではないようです。

初日は、豚ロースのカリカリ焼きとともに。脂がニンニクオイルとうまく溶け合っていい仕上がりです。これがワインとどうもケンカしてしまう、なぜかというと、タンニンの辛味が強いからですね。深みを出そうとして、無理してタンニンの味を主張させているのかしら?

VSルイ・ド・コーテルと飲み比べました。辛さの質が違うというか、カベルネの辛さには旨味を含んでいます。ピノのいいところは、ふんわりとした中に酸味あるチェリー系の味が、すっぱ甘い香りとともに感じられる、という印象があります。

それが微塵もないので、ここはルイ・ド・コーテルの勝利です。

翌日、ピノノワール同士でないと不公平だろう、とのイエローテイル・ピノノワールを購入しました。

レビューは明日以降になりますが、コセチャやかなり激辛口(味ではない)レビューしたフロンテラは飲んだものの、イエローテイルがイチバンであろう、と期待してわざと飲まないでいた1本です。

この勝負もイエローテイルが余裕で押し出します。再チェリーの甘みがさわやかで、ピノ自体が受け付けない訳ではない、と確信しました。

リピート、濃さ、味の相性度

リピート度 ☆★★★★   1つ  これどうしましょうか

味の濃さ度 ☆★★★★ 1つ   軽渋タンニンが合わないのです

食べ合わせ ☆★★★★   1つ  肉にも?魚にも合いませんでした

星の数は計3個 598円÷ 3= の結果は

コスパ度

コスパ度的には、少しありえない199円  ギリ200円越えをまぬがれました。

初心者、おすすめ度はわたし的にはこれ系は飲んでほしくないので 5点中1点 

仏のピノノワールは奥が深い飲み物です。ワンコイン前後の価格ではめったに良きモノに出会えないです。ここはお金さえかければ、良き生産者が安定して造っているブルゴーニュに出会える確率が上がります。これはわたしなりの「真実」です。
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