シャトー・ド・コール・ブジョー 少し期待外れ

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こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。

3月ですよ。順調にあたたかくてうれしい。国別対抗戦の構想がまだ実現しません‥

フランスワインが、Mr.Maxの棚にずいぶん並んでました。しばらくまた通いそうな気配がします。

シャトー・ド・コール・ブジョー Chateau de cor Bugeaud

2019年産の仏モノが599円(税別/658円税込) です。フツウはびっくりするお値段ですね。

【メチャ結論いそぐ人へ】

この「シャトー・ド・コール・ブジョー」を店頭で買おうかどうか、迷った人

Chateau de Cor Bugeaud
直感通り?とはならず「ステイ」お控えください
 

まず飲んでみた感じ

タンニンの濃さは感じました。

ワインオクターブ論的には  

半オクターブ+1Hi

その理由

少しだけ和文の説明書きがあります。

「芳醇な赤いベリー系果実がアロマティックに香ります。豊かな果実味が楽しめる、優しい口当たりのワインです」

 

  • 原産国 フランス
  • 辛口
  • 飲み頃温度 16~18度
  • ブドウ品種 メルロー70% カベルネ・ソーヴィニヨン30%
  • 香り(?) ラズベリー、チェリー
  • 合う料理 牛すき焼き、ハンバーグ(トマトソース煮)、牛肉コロッケ、チーズ(カマンベール)など
  • 2019年
  • アルコール度 13%
  • 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
  • 輸入者 ドウシシャ

単独飲みのインプレッション VSルイ・ド・コーテル

  ルイ・ド・コーテルと同程度の明るさ 標準的

熟度 まろやかとは違う渋み、が上品です

ボルドーはボルドーでもわたし的にははじめての生産エリアです。ブライ・コート・デ・ボルドー、とはリンク先を参照ください。このサイト(ボルドーワイン委員会/日本公式サイト)は初めて見ましたがすごいです。フツーの人にはこのくらいの知識で完璧です。知らない分、アタマがとてもリフレッシュされます。

肝心の「シャトー・ド・コール・ブジョー」のお味は、辛いメルロー中心で、ボルドーらしい土の味がきちんと溶け込んでいます。

タンニンはソフトで、スミレや赤っぽい果実(ベリー系)の香りも十分あります。いい感じ。

体力的には、パワフルな厚みで攻める感じではなく、仏独自の辛さとタンニンでブレンド味をしずかに味わうワインです。 2日目でも覚醒せず、おとなしくも主張するタイプです。

メインは、初日がサバのニンニクオイル焼き、2日目が中華の豚とじゃがいも炒めでした。魚・肉ともマリアージュするほどのおかずではなかったようです。ラベルにある相性でいくと、チーズは合いそうですね。

Chateau de Cor Bugeaud
Louis de Courtel

対決は、VSルイ・ド・コーテル。同じ濃さなのにタンニンの味が少しルイのほうが上回る、と感じました。ここはド・コール・ブジョーの負けです。

(以下囲み内記事は、3月8日改稿)

こちらもさすがフランス・ボルドーワインです。ワンコインでも瓶内熟成が進むのです。5日以上経てば冬のせいもあり)とげとげしさがまろやかに変化しました。季節が寒いことも条件がいいです。味の濃さ、食べ合わせが☆1つずつ増えて、計8個、コスパ度@74.8円にUPします

リピート、濃さ、味の相性度

リピート度 ☆☆★★★  2つ  エントリーしやすい売値の努力は認めます

味の濃さ度 ☆☆★★★  2つ  仏ボルドーのブレンド味は堪能できます

食べ合わせ ☆☆★★★  2つ 本当にあうおいしさには、出会えませんでした

星の数は計6個 599円÷6= の結果は

コスパ度/ワインの総括

コスパ度99.8円。  もう少し濃さを感じるともっと評価できるのですが

初心者へのおすすめ度 : 少しわかりにくいワイン 5点満点で2点のオススメ。

ボルドー地区を深掘りすると、いろいろ知らないエリアがまだまだあります。勉強不足ですね〜。このクラスで、ボルドー赤ワインが飲めることは感謝すべきこと、と思います。