シャトー・プティ・ムーラン 染み込んだ香りがどうもね‥ 

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こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。

南風が強い日は、花粉多く飛んでいます。皆様ご注意ください。目がかゆくてしんどい。

おなじみのヤオコーで、直輸入3割引き、という特価ワインを飲んでみました。

シャトー・プティ・ムーラン Chateau petit Moulin Rouge

フランスワイン・ボルドーが割引されて896円(税別/985円税込) です。この値段でギリ買う気になる感じです。さてリアルなレビューは‥

【メチャ結論いそぐ人へ】

この「シャトー・プティ・ムーラン」を店頭で買おうかどうか、迷った人

Chateau Petit Moulin
残念ながらこちらの仏も「ステイ」の方が無難です
 

まず飲んでみた感じ

少し独特な風味があります。ブレンドの中でフランが強いのかな?

ワインオクターブ論的には  

半オクターブ+2Hi

辛さは十分です。

その理由

日本語の説明書きがないのでググってみました。2017年モノは、vinica にあります。ブドウ品種は、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネフランのブレンドと出てます。同ブランドのブラン(白)のほうがWEBでは多いので、白の方がやはり親しみやすいのかしら?

 

  • 原産国 フランス ボルドー
  • 定温コンテナ輸入
  • 2019年
  • アルコール度 13%
  • 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
  • 輸入者 小川貿易

単独飲みのインプレッション VSシャトー・ド・コール・ブジョー

  仏ワインのシャトー・ド・コール・ブジョーとほぼ同じ、のフツウの輝き

熟度 まだ味が硬いです

仏ワインをシャトー・ド・コール・ブジョーに続いて意識して飲みました。

ブジョーは開栓から時間が経つと結構「いい方」に変わりました。メルローのおいしさが、主張してきていい感じです。

一方、今日の主役である「シャトー・プティ・ムーラン」はというと!

フランの香りが、どうしても受け付けません。何かもわっとした樽スモーキー感が、どうも昔から好きになれません。これはわたしだけでしょうか?

またタンニンも辛めで、フランの味と混じるとより渋みを感じがちです。カベルネ・ソーヴィニヨンの果実味をもっと出してくれればいいのに‥と勝手に考えてしまいます。ただ辛いだけ。若めで硬いし。

メインは、豚ロースとキャベツの蒸しです。和風に日本酒と塩だけで味をキメてる料理です。和が強いので先にブルーチーズと合わせてみましたが、あまりピッタリはきません。料理とも互いが高め合う関係にもならず、おとなしいディナーとなりました。

対決は、ボルドーのリアルワンコイン、シャトー・ド・コール・ブジョー。時間が経って本当に良くなりました。厚みはおなじくらいなのに、メルローの風味と味が優しい。これは、プティ・ムーランの負けです。

Chateau de Cor Bugeaud

(以下囲み記事は、3月8日改稿)

数日してから、何と「プティ・ムーラン」の味が覚醒しました。書き直したいくらいの大変化です。ボルドー独特の深みが出て、メインの和牛のフライパンソテーに抜群に合いました。以下の星は開栓から2日目までの限定コスパ度、とします。4日目以降(かなり時間はかかります。何せ硬い)では星の数は8個(リピート2、濃さ3、食べ合わせ3)に変更、コスパ度は、@112円 に変更します。

リピート、濃さ、味の相性度

リピート度 ☆★★★★  1つ  値段はっているのに、これはリピートありません

味の濃さ度 ☆☆★★★  2つ  しかもフランの味では濃さも感じません

食べ合わせ ☆★★★★  1つ ブルーチーズにFITしない仏ワインはひさしぶり

星の数は計4個 896円÷4= の結果は

コスパ度/ワインの総括

コスパ度 224円。 思いっきり好みの差が、厳しいコスパ数字にあらわれました

初心者へのおすすめ度 : これ初心者にもキツいはずです 5点満点で1点のオススメ。

少し前に飲んだボルドーのコルクワイン、ド・コール・ブジョーの実力を、今日はあらためて感じました。プティについては、出来の良し悪しは別にしても、わたし的には好みでないことはハッキリしました。

 

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