こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。
先週末から休日出勤でした。日曜は終日・外仕事だったので、寒かったです。インナー上下+ホッカイロでも冷え切っていたので、「やばい‥風邪ひくかも」と帰って即風呂であっためました。
そのおかげか?何とか体調はKEEPできています。おなじ部内では、とうとう「流行り病い」にかかった同僚が出てしまいました。
スーパー・ヤオコーの直輸入3割引で購入したフランスものです。
ラ・クルデランプ メルロー・クノワーズ Le Cul De Lampe Merlot Counoise
フランス・ランドック産です。南仏コルク栓ワインを、896円(税別/985円税込) で買えました。普段の元値は1280円だと、目線もいってないワインでした。ありがたや、ヤオコーさまさま。
【メチャ結論いそぐ人へ】
この「ラ・クルデランプ」を店頭で買おうかどうか、迷った人へ

まず飲んでみた感じ
味を決めているのは、何といってもブドウ品種(メルロー?クノワーズ?)です。
■ワインオクターブ論的には
4/5オクターブ+1Hi

コルク栓のせいか、味も長く続きます。
その理由
裏ラベルの説明は、圧倒的に情報量がありません。小川貿易のサイトでは、「ル・クルデランプ」という表記で以下要約します。
「良く熟したブラックベリーの果実味」ブラックベリー等よく熟した黒系の果実の香り、濃縮感、タンニンも豊富で飲み応えのある赤ワインです。
微妙に公式サイトの数値や表現が違うのは*注釈がありました。※ヴィンテージ(ぶどうの収穫年)が異なる場合、アルコール度数や添加物内容が掲載情報と異なる場合がございます。
- 原産国 フランス ランドックルーション
- ワイナリー ファミーユ クロプジョル FamilleCros-Pujol
- ブドウ メルロー100%(?)
- 味わい 重厚
- 2020年
- アルコール度 13.5%
- 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
- 輸入者 小川貿易
Gold ”SAKURA” Japan Women’s Wine Awards 2021
日本の女性だけによる国際ワインコンペティション「SAKURA AWARD(サクラアワード)2021」で、当ワイン2020ヴィンテージが栄えあるゴールドを受賞、してます。

単独飲みのインプレッション VS
色 かなり濃い感がみえて、ドキドキしてきます
熟度 黒葡萄というか香りがこうばしく、パワーがあります
この辺が、難しいけれど、飲んで当てると満足感がより深くなるフランスワインです。
これもいいメルローですが、表書きにクノワーズ、とあって全く入っていない?のは表示偽装?までいかなくとも、真相はどうなのでしょうか。年代によって昔は入っていたのでしょうか。謎です。
でも、味はフツーのメルローではありません。かなりスパイシーな胡椒の味や、乾いたタンニンの甘みを持つ、マイルド&メルティな特別感あるメルローです。
ベリー系の果実味はわたしにはあまり感じられませんでした。それよりも圧倒される、南仏パワー。明るい日差しの下で葡萄がすくすく育った「恵み」がしゃれたボトルの中に詰められています。

メインは、タイの香草オーブン焼きでした。女性受けするでしょうね。葡萄の味のバランスがふんわりして、コクある甘み。上品なタイの白身にもよく合います。おいしいです。
やはり半分以上飲みすぎ、昨日UPする予定が疲れもあって、思考が完全に混濁し断念しました。すみません。
VS バリオ・グリニャー二 ネロ・ダーヴォラと対決しました。
ネロ・ダーヴォラもいいのですが、少し発展途上の要素が多いワインです。熟成させるアプローチもイタリアと南仏では違いがあるな〜と思います。ここはワインの持つ本質の差が、素直に値段と比例します。ラ・クルデランプの勝ちです。

リピート、濃さ、味の相性度
リピート度 ☆☆☆★★ 3つ 通常価格では買えないのが残念
味の濃さ度 ☆☆☆☆★ 4つ メルローだけの味じゃないと思うのですが
食べ合わせ ☆☆☆☆★ 4つ ニンニクオイルも塩味も万能にイケる
星の数は計11個 896円÷11= の結果は
コスパ度/ワインの総括
コスパ度 81.4円。 3割引を考慮に入れても、通常ワンコインワインと比較すべきでない
初心者へのおすすめ度 : 特に女性ウケは激しいと思われ 5点満点で4点のオススメ。