ジスト グランレゼルバ 2011 スペイン・テンプラニーリョの実力

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こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。

久しぶりに外飲みする予定が変わって、家に普通に帰ってきたので、コンビニ・ファミマにふらっと寄ってみました。

大阪へ出張したときに現地で買いたかったワインが、目についたので即買い、です。

スペインのテンプラニーリョだけでは驚きませんが、年代に注目です。

ジスト グランレゼルバ XISTO Gran Reserva 2011

スペインワインで2011年製造とは、10年以上前のワインですか!1000円以内でこんなワイン今まで飲んだことがありません。890円(税別/980円税込)は私の紹介する中で、最高価格帯となります。

【メチャ結論いそぐ人へ】

この「ジスト・グランレゼルバ」を店頭で買おうかどうか、迷った人

難しいなあ‥「買っていい」ワイン、でしょう
 

まず飲んでみた感じ

年を重ねた熟成さはあります。

ワインオクターブ論的には  

3/4オクターブ+1Hi

飲み口はいいです。

その理由

裏ラベルの表記です。

「ラ・マンチャ地方の灼熱の太陽の下で熟したテンプラニーリョを丁寧に手摘みし、オーク樽で1年以上熟成させ、計5年以上の長期熟成期間を経た贅沢なワイン。凝縮された果実味、甘みと熟成が織りなす丸くシルキーなタッチが魅力です。お飲みいただく15分前に開栓することをお勧めしています」

 

  • 原産国 スペイン
  • 甘辛度  やや辛口
  • 味の厚み フルボディ
  • ブドウ テンプラニーリョ
  • アルコール度 13.5%
  • 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
  • 輸入者 日本アクセス

単独飲みのインプレッション VS コノスル・オーガニック ピノ

  テンプラニーリョでは標準的、濃くも薄くもない

熟度 香りはそれほどでも。味の熟れ感は年月を経た感じです

説明を読んでビックリしました。直感で、少し開栓から時間かけた方がいいかな?と思って食べる30分前には、コルク栓をあけてじっくり空気に触れさせてから、飲みました。

「飲む」本能が、冴えてきました。

ラ・マンチャで収穫されて、10年以上熟成させてもクリアンサではない、というのもおもしろいです。

このジストは、ボディ自体の軽さは目をつぶりましょう。開けたて初日はこんなモノか?という最初の印象です。

普通のテンプラニーリョより美味しい、ことは確実です。酸味も弱く、全体の味をこわしません。

このスペックのスペインワインがコンビニにある、ことが最大に評価されます。

メインは、サバの塩焼きです。スペイン料理でサバを好んで食べるはず‥。調べるとエスカベッシュ/南蛮漬けや、サバのオーブン焼き等出てきますね、みんな大好きメニューでしょ!とてもしっくり、じっくり飲めました。

輝かしい発見、オーガニックのピノ・ノワール VS コノスルと対決しました。

ピノのオーガニックは熟成が進むのか、というくらい互角の味です。熟成・年代モノを肩を並べるとはビックリです。対決はジスト、コノスルともに引き分けですか。

Cono Sur Pino Noir Organic

リピート、濃さ、味の相性度

リピート度 ☆☆☆★★  3つ  コンビニワインとしては、という基準で

味の濃さ度 ☆☆★★★  2つ  少し全体的には軽い感じです

食べ合わせ ☆☆☆★★  3つ 塩味の魚に合う赤ワインは、貴重です

星の数は計8個 890円÷8= の結果は

コスパ度/ワインの総括

コスパ度111円。  コンビニワインでは、少し不利な数値がでました

初心者へのおすすめ度 : このコスパでも飲みやすさは別 5点満点で3点のオススメ。

10年以上前の赤ワインが、1000円以内の価格でコンビニの棚に陳列されている。いい時代です。

 

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