毎度こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。
気力と体力。ワインを飲む、ブログを更新する。それだけのことが、精神と健康のバランスを崩すと何もできないことに、今更ながら気づきました。結構いろいろ削って書くまでに至る、のですね。
カラダについては、8割くらいの回復です。原因がわからないのがツラいです。病院や検査では出てこない不安。不安だから、心がゆらいでしまい、ちょっとアタマがフラついただけで「またくるか?」と目まいのことが気になって仕方がない、という繰り返しです。
昨日は、今回トライしたワインをとにかく、多く飲むことでアタマを一回麻痺させました。酔うこともなく、全体的に気分悪くなってましたので。 ワインで治す、のもいいかもしれません。
さて、結論からいうとおいしいワインでした。スペインのコルク栓のブレンドワイン。
ムーチョ・マス MUCHO MAS
購入価格は、828円(税別/910円税込)。いつものスーパー・ヤオコーで売ってました。
【メチャ結論いそぐ人へ】
この「ムーチョ・マス」を店頭で買う?買わないで、迷ったら!
飲んでみた感じ
確かに程よいシラーの甘さ、があります。
■ワインオクターブ論的には
4/5オクターブ+2Lo
しつこい甘さとは違います
その理由
ラベル裏は、ほとんど何もない感じです。 輸入元のWEBには、かなり詳しくありました。(WEB情報は青字で表記しました)
- 原産国 スペイン
- 味のタイプ やや甘口
- ボディ フルボディ
- 適温 13~15°
- ブドウ品種 テンプラニーリョ 、シラー
- アルコール度 14%
- 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
- 輸入者 スマイル
この受賞マークはサクラアワードですか??ゴールド受賞のシールです。
単独飲みのインプレッション VS G7 メルロー
色 スペインとしては濃い方です。
熟度 ほど良い果実の厚みがあります
このスマイルのWEBサイト、とても情報が整理されています。ワインのプロっぽい仕上がりと情報力です。
アメリカンチェリー、という表現はピッタリです。甘酸っぱいけど、香り感が強いアロマ。すばらしい解釈で納得しました。
鼻の中に吸い込まれてしまうような、香りの力強さが素晴らしいです。味の幅もスパイシーなだけでなく、アルコール度の高さも含め、とても広いです。
メインは初日はサバの塩焼き/翌日はのブリの照り焼きでした。スペインワインはヒカリものの魚と相性いいです。プラス海老のアヒージョにはもうたまらないおいしさ、マリアージュの素晴らしさが倍増しました。
VS G7メルローと飲み比べました。甘さの瞬発力は、G7メルローは凄いです。一瞬にして、舌を支配していきます。でも、ワインの強さだけ、パワー押しなことも否めません。
メインとの相性、時間をかけてゆっくりと楽しむ夜。そんな長丁場でじっくり勝負すると、だんだん潮目が見えてきます。
魚メインの勝負はムーチョ・マスの勝ちといえそうです。
リピート、濃さ、味の相性度
リピート度 ☆☆☆☆★ 4つ また飲みたいといえるスペインワインです
味の濃さ度 ☆☆☆☆★ 4つ アルコール度と甘さがMIXされた濃さです
食べ合わせ ☆☆☆☆★ 4つ 焼いた青魚の旨味に果実味が溶け合います
星の数は計12個 828円÷ 12= の結果は
コスパ度/ワインの総括
コスパ度69円。 飲みやすく、しかも幅広い層が満足するスペインもの
初心者へのおすすめ度 : 食事に合う甘さがいい 5点満点で4.5点のオススメ。