カステッリ・ディ・セヴェリーノ 変わったブレンド味

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こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。

このワインを買った時は、少し電車に乗って往復するだけで疲れました。体力は年々落ちてきますね。ワインを感じる感性は落とさないようにしないと、いけません。

今日はイタリアワインを飲んでます。もうこのエリアからしか1000円以内では存在しないかも。各ワインの値上げも、ずっと続いていますし。

カステッリ・ディ・セヴェリーノ Castelli di Severino rosso

こちらはやや良心的な、700円(税別/770円税込) です。KALDI・カルディで見つけましたコルク栓ワインです。

【メチャ結論いそぐ人へ】

この「カステッリ・ディ・セヴェリーノ」を店頭で買おうかどうか、迷った人

イタリアものとしては評価しますが「ステイ」です
 

まず飲んでみた感じ

軽めのサンジョヴェーゼ、カベルネ旨味、どちらの良さもスグには感じません。

ワインオクターブ論的には  

2/3オクターブ

カベルネの上質感がやや強いかんじです。

その理由

裏ラベルはほぼ情報ありません。ぼぼネットで検索しました。(WEB情報は青文字) ネットでの評価は良くも悪くもない、という感じです。

 

  • 原産国 イタリア プーリア州 
  • ブドウ サンジョヴェーゼ50%、カベルネ・ソーヴィニヨン50%
  • 料理 ジビエ、赤身肉、チーズ
  • ステンレスタンクで15日間のマセラシオン
  • 2019年
  • アルコール度 13% 
  • 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
  • 輸入者 モンテ物産

単独飲みのインプレッション  

  かなり明るいです。特徴的なくらい。

熟度 味とコクはそれほど悪くない、不思議な感じ

グラスに注いだ見た目は、かなり「やっちまった」感満載です。

でも、ガツんとはこないにせよ、意外に「上品」口当たりにびっくりします。イタリアっぽいカドの荒さはありません。サンジョヴェーゼよりもカベルネの甘さが上回る味ですか。イタリアならでは、のブレンドの妙です。独特です。

スミレ、シナモン系の味は感じます。嫌味な感じは出てませんがボディが軽いせいで、気になる人にはインパクトは薄いと思うかもしれません。

メインは、生シャケのムニエル・バター風味、国産牛の薄切りソテー等で合わせました。肉の旨味には負けますが、魚の塩バター味の方がワインに合う感じです。

対決は、フランスのカベルネVSジャン・バルモンです。値段の差はあれ健闘するかな?と思いきや全く相手にならないほどの、セヴェリーノのベタ負けです。上品の差は歴然、濃さでも勝てない相手でした。

リピート、濃さ、味の相性度

リピート度 ☆☆★★★  2つ  変わり種のワインが欲しい時以外需要なし

味の濃さ度 ☆☆★★★  2つ  跳ねる味ではないですが、濃くはありません

食べ合わせ ☆☆★★★  2つ スッキリ飲みたい日はオススメします

星の数は計6個 700円÷6= の結果は

コスパ度/ワインの総括

コスパ度 116.6円。  飲んだ香りとスッキリ感はあります。

初心者へのおすすめ度 : 赤への抵抗は少ない初心者向け 5点満点で3.5点のオススメ。

アルコール度は高くないのに、飲んだ後味にその感じが残ります。イタリアワインでは飲みやすい部類に入ります。