グリーン・フィン CS オーガニック 謎っぽい赤

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こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。

7月の暑さは変わりません。ただこのところ忙しく、夜寝付けないのは、寝苦しさに加え、いろいろ不安があるせいかもしれません。

東京の行き帰りの途中で、お店によると必ずチラ見してたワインです。

カルディで買ってみました。1000円未満のオーガニック赤ワインです。コルクに特徴あります。開栓後の着脱も楽なタイプ、はじめて見ました。

グリーン・フィン オーガニック GREEN FIN Organic cabernet sauvignon

まあまあよろしい価格、898円(税別/987円税込)です。大丈夫でしょうか?

【メチャ結論いそぐ人へ】

この「グリーン・フィン・オーガニック」を店頭で買おうかどうか、迷った人

Green
オーガニックでは平均的。「ステイ」おすすめできません
 

まず飲んでみた感じ

とても自然的で、爽やかなカベルネです。

ワインオクターブ論的には  

半オクターブ+1Hi

オーガニックのグリーン感は、十分出しています。ボディは軽いです。

その理由

裏ラベルの詳細はないため、カルディのWEBサイトを参考にいています。コルクは手で開けられる、タイプと初めて知りました。

もぎたてオーガニックカリフォルニア100%葡萄が“ぎゅっ!”
GREEN FIN Cabernet Sauvignon
芳醇な果実味と滑らかな口当たりのオーガニック赤ワイン。
手で開けられるスクリューコルクで開栓も楽ちんです

 

  • 原産国 アメリカ カリフォルニア州 
  • 味の厚み ミディアムボディ
  • 料理 ハンバーガー
  • ブドウ カベルネ・ソーヴィニヨン 主体
  • アルコール度 12%
  • 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
  • 輸入者 オーバーシーズ

単独飲みのインプレッション VS モンターニュ・ノワール 

  カベルネ・ソーヴィニヨン系ではかなり明るい方です

熟度 香りや味から濃さは感じません

カルディのワインは比較的当たり外れが少ない、安定したワインを供給してくれるお店です。

ただこのところの円安で、その供給と安定感が少し揺らいだ?と勘繰ってしまうほどです。

まず、このグリーン・フィン。オーガニックとしては酸味が強めです。こもるような草っぽさは十分ですが、辛味が強いためか、カベルネの香りは全体的にまわっていません。

オーガニック赤ワインの平均点ですか。酸味とカベルネの果実味とのバランスが微妙で、このあたりで好き嫌いが分かれます。

メインは、中華味の青椒肉絲、和風のブリの照り焼き、と2日間食べ合わせてみました。どちらもお互いを高める感じにはならず、困りました。何か青くささが抜けず料理に負けます。

少しクセがあった仏のカベルネ VS モンターニュ・ノワールと対決しました。

モンターニュは、開栓4日目でギリギリ飲めるくらいに、落ち着いてきました。香りが飛んでやっと飲める、というのも何ですが、若さがとりえのグリーン・フィンとのカベルネ対決は、ともにクセが強いワイン、です。

お互い味の争いは低次元ですが、引き分けでよろしいでしょうか。

Montagne NOIRE

リピート、濃さ、味の相性度

リピート度 ☆☆★★★  2つ  オーガニック基準ではレベルです

味の濃さ度 ☆★★★★  1つ  軽さは否めません

食べ合わせ ☆☆★★★  2つ 単独で後飲みをオススメしま

星の数は計5個 898円÷5= の結果は

コスパ度/ワインの総括

コスパ度179円。  カルディでは、かなり成績悪い方です

初心者へのおすすめ度 : オーガニックと割り切れば‥ 5点満点で2点のオススメ。

いくら少し流行りと言っても、何でも自然派がいいわけではありません。いちばん見極めも好みのマッチングも難しいのが、オーガニック赤ワインです。いろいろ厳しい〜