こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。
今週末チョンボしました。必死に番付表の最後の評価までつけておいて、今見ると「あれっ」誰も見てないのでおかしいな、と思ったらなんと最後のアップする寸前でやめているではありませんか!
なにやっているんだか‥。
誕生日近くで、いろいろ別のワインも飲んで酩酊したせいですが、今月のレビューはイタリアンからはじめます。
ソレッリ トスカーノ・ロッソ SORELLI Duca Niccolo Toscano Rosso
OKストアにて購入しました。799円(税別/878円税込)。
【メチャ結論いそぐ人へ】
この「ソレッリ トスカーノ・ロッソ」を店頭で買おうかどうか、迷った人へ

まず飲んでみた感じ
皆さんが(少し濃いめなイタリアワインを)イメージする、トスカーナの近似値。
■ワインオクターブ論的には
4/5オクターブ+2Hi
2日間とも飲んで試した印象(変わらない)なので、ゴリ押しOKです。

その理由
説明は丁寧です。青文字で加味しているのはネット情報です。
「サンジョヴェーゼ主体、ブドウの一部を畑で自然乾燥させ、発酵を終えたワインに加えて再発酵させるキャンティの伝統技法、ゴヴェルノを取り入れたワイン。濃厚な赤色、チェリーなど赤い果実と甘いスパイスやバニラなどの複雑な香り。なめらかで力強いタンニンが口の中で広がるエレガントなフルボディ。」
- 原産国 イタリア トスカーナ州
- ワイナリー ドゥーカ・ニッコロ
- 辛口 IGT
- ぶどう品種 サンジョヴェーゼ主体(70%)
- アルコール度 13.5%
- 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
- 輸入者 メモス
単独飲みのインプレッション
色 いい予感しかしないコルク栓とコルク裏の濃い色合い グラスの色は普通
熟度 広がり感が強い香りにつつまれます
こちらはコルク栓です。
日本に入ってくるイタリアものは基本若い・早飲みタイプ、という先入観は1000円を切る安いワインに限っては、ほぼ9割方間違いないです。実体験を含めてそう言えるでしょう。
こちらもその種だ、と思って飲もうとしたら、価値観がひっくり返りました。
素晴らしいサンジョヴェーゼ。
南のトスカーナで「熟成タイプ」と呼ばれるワインには、いままで結構ダマされました。サンジョヴェーゼ種は何せ当てるのが難しいですから。このトスカーノ・ロッソは違います。
スモーキィな香りと樽香につつまれ、年度を経過したトスカーナのイメージ、に近い味です。上品でおいしい。辛さがあっても雑味が少ないので、若さはほとんど感じません。
メインは、生めかじきのハラミを十分にローストしてみました。身がほろっとして柔らかく、魚とトスカーノ・ロッソの相性の良さを十分に感じました。

他ワインを飲み比べる前に、飲み干してしまったくらい。
リピート、濃さ、味の相性度
リピート度 ☆☆☆★★ 3つ あるうちに見かけたらぜひ
味の濃さ度 ☆☆☆★★ 3つ タンニンが上品で味を包んでいます
食べ合わせ ☆☆☆☆★ 4つ 魚の甘みと濃く辛い南イタリアモノは抜群です
星の数は計10個 799円÷ 10= の結果は
コスパ度/ワインの総括
コスパ度79.9円。 久々に飲んでもいい、イタリアワインに当たりました
初心者へのおすすめ度 : 爽やか濃い味はで典型的 5点中3.5点のオススメ