エロア・エスクリバーノ ラ・マンチャの奇跡

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毎度こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。

暑くてPCの前にいると、気が滅入ります。今日の昼間は半分寝ている状態でした。気がつくと目を閉じている、という感じです。やろう、としていたことが、全く進みませんでした。毎日猛反省です。

夕方になると、少し気分が晴れてきて、美味しいディナーを供することができました。これは普段できなかった風呂場や換気扇掃除をしたせいかな? 

昨日から飲んでいたコルク栓のスペインワイン、のレビューです。

エロア・エスクリバーノ Eloy Escribano

Mr.マックスで買いました。購入価格は通常1500円らしいが、特価599円(税別/658円税込)

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Eloy Escribano
十分なおいしさです。買いでいいと思います。

飲んでみた感じ

見た目の「薄さ」に、まずはひるみます。次に予想とは違う「味」にまた驚きます。

ワインオクターブ論的には  

2/3オクターブ+1Lo

軽ウマに入るスペイン・テンプラニーリョです

その理由

ラベル裏は何もないです。WEBでは、ラ・ロダまで書かれた情報がのっていました。(WEB情報は青字で表記)

 

  • 原産国 スペイン ラ・マンチャ
  • 2021年
  • 発酵熟成 ステンレスタンク
  • ボディ ライト〜ミディアム
  • ブドウ品種 テンプラニーリョ (100%)
  • アルコール度 13  
  • 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
  • 輸入者   ダイセイワールド

ゴールド受賞のシールがあります。GWC(グローバル・ワイン・コンペティション)で90点を獲得しているようです。SMRワインコンペティションで金賞(ダブルゴールド?)を受賞、だそうです。

単独飲みのインプレッション VS ルシアン・パルヴィエ  

  スペイン産でもかなり明るい部類でしょう。 

熟度 甘さあるソフトなタンニンです

本来売られていた価格が、少し高いとWEBではかなりの情報が書かれています。生産者の歴史や経緯、施設の環境や受賞歴の数々。ラ・マンチャはコスパのいいワインを産出する奇跡の地ですね。

その割には、味に対してのWEB表記は少ないです。熟した果実、バニラのアロマ‥シルキーな味わいetc.くらいですか。

飲みやすさは抜群です。昨日今日で飲み終えてしまいました!

いかんせん、開けたては味が「浅い」としか感じません。フツーのテンプラニーリョより、メローなタンニンなのでトゲトゲ感は皆無です。ツンツン跳ねた感じもありません。香りの膨らみは十分です。時間をおいた翌日は弱点の浅い味がかなり空気に触れてほどよく馴染みました

メイン初日は、青椒肉絲(しょうゆ味)、翌日は生シャケのバターソテーでした。豚肉の醤油系の味付けにはちょっと馴染まないワインです。副菜のニンニクをよく効かせたシメジのバターソテーに、抜群に合いました。シャケとは微妙な感じ?です。オリーブオイルだけでは弱く、スペインは濃い系のソースや風味にあうようです。

VS ルシアン・パルヴィエと飲み比べました。色の濃さは一目瞭然で、ルシアン優勢です。

味については、同じ飲みやすさでも「クオリティ」に差があります。合わせる料理を選ばない、(何でも合わせられる)というならば、フランスワインに一歩先んじるポイントが多いかも?

ここは飲みやすさ対決でも味が濃い、ルシアンの勝ちです。

リピート、濃さ、味の相性度

リピート度 ☆☆★★★  2つ  コスパは認めますが味はノーマルです

味の濃さ度 ☆☆★★★ 2つ   浅い味が好きな人にはバランスある適正ワインです

食べ合わせ ☆☆☆★★   3つ  ニンニクバターには異常に合います

星の数は計7個 599円÷ 7= の結果は

コスパ度/ワインの総括

コスパ度85.5円。 テンプラニーリョとしては飲みやすく標準的なワイン

初心者へのおすすめ度 : エントリー層に受け入れ十分 5点満点で3点のオススメ。

同じスペインでもムーチョ・マスと比べてしまうと、「濃さ」のパートは歴然と差があります。万人にエントリーできるワインとしては、エロワの方が受け入れやすいかもしれません。

 

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