こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。
このところ、少し忙しく東京を往復しています。
となると、必然的に寄れる場所もかぎられ、駅中のカルディによる率も高くなります。
価格的には上限の908円ワインでレビューしました。
トリフラ ピエモンテ・ロッソDOC TRIFULA piemonte DOC rosso
イタリアものです。908円(税別/998円税込)という上限価格です。ポイントは500円前後のワンコイン・ワインの2倍の価値を証明できるでしょうか?
ざっくり言えば、セダを超えられる美味さがあるの?ということ。
【メチャ結論いそぐ人へ】
この「トリフラ・ピエモンテ・ロッソ」を店頭で買おうかどうか、迷った人へ

まず飲んでみた感じ
このピエモンテの味はおいしいです。どこに自分の座標/モノサシを置くか?で、表現は変わります。
■ワインオクターブ論的には
3/4オクターブ+1Lo

重さをボクシングの階級で表現するとすれば、中量級より、一つランクは軽めです。
その理由
おもてはウルトラPOP!かわいいです。裏も創意工夫のたまものです。犬のイラストが漫画タッチのコマでストーリーと共に語られています。はじめて見る表現法はアメージング!と思います。
- 2020年
- 生産地区 ピエモンテ
- 中重口
- 飲み頃温度 16~18度
- 定温コンテナ輸送
- 原産国 イタリア
- アルコール度 13.5%
- 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
- 輸入者 オーバーシーズ

小さすぎて文字がイタリア語と思ってましたが、拡大したら日本語で説明されてました!これはもったいない、というかわかんねえや。
単独飲みのインプレッション VS セダ
色 パブロ・ゴンザレスより朱色が濃く映りました
熟度 かなり熟してます。が何と比べてこの評価?と思うか
今回のイタリアワイン。ピエモンテを代表する2品種のブドウがブレンドされている、とカルディのサイトで語られています。
それが、バルベーラ、そしてドルチェットというブドウです。くわしくはリンク先を参照ください。
バローロのテイスト、ということで納得しました。熟成すればとんでもない、化けモノワインですから。この流れは素晴らしいです。
「トリフラ」も十分その素材に秘めた可能性を感じました。おいしいし、自分の好みです。
タンニンが甘く、酸味も爽やかでまろやかな風味。高めのアルコール度が、うまく味を整えているいい例です。

このブログでは相対的に評価する、となると売価は気にせざるを得ません。
500円ワインの2倍の価値はあるの?という点は、イタリア好きなら何も問題ありません。この値段で、この味はなかなか味わえないです!
メインは、がっつり和風のサバの塩焼きでした。伊ワインは全然サカナ系は合いますので、今日もおいしくいただきました。バッチリです。
ただ、対決は少し不利ですね。VS セダとの飲み比べはやはり果実味パワーによって、口の中を全支配されてしまいます。ここも、トリフラの負けです。

リピート、濃さ、味の相性度
リピート度 ☆☆☆★★ 3つ 相当おいしいです。リピートもあります
味の濃さ度 ☆☆☆★★ 3つ 個性が違うワインの戦いは、比べてもその差が難しい
食べ合わせ ☆☆★★★ 2つ サカナとは標準的に相性良し、肉はわかりません
星の数は計8個 908円÷8= の結果は
コスパ度/ワインの総括
コスパ度113.5円。 売価が高い、理由はコレだけです。味は決して悪くありませんが、ブログの評価として倍の価値までは‥ね
初心者へのおすすめ度 : イタリア初心者でもぜひエントリーを 5点満点で4点のオススメ。