こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。
やっと新規ワインをレビューしていけそう?な体調にほぼ戻ったので、チョビチョビ飲みためていたワンコイン赤ワインについて書きます!
アルトザーノ テンプラニーリョ&シラー ALTOZANO tempranillo & syrah
さて、どこで買ったのさえ遠い昔に思える感覚なので、メモを参照して‥と、そうそうカインズで890円(税別/980円税込) で買ったスペインものでした。
【メチャ結論いそぐ人へ】
この「」を店頭で買おうかどうか、迷った人へ
まず飲んでみた感じ
辛味はインパクト強いです。強すぎるくらい。
■ワインオクターブ論的には
2/3オクターブ+2Hi
スペインのテンプラニーリョ全開でした。
その理由
ラベルの裏書は、かなり書き込みありました。とても小さい文字なのでキツいです。
「マドリッドの南、カスティーリャ地方のブドウを収穫・使用しました。スペイン固有のブドウ品種・テンプラニーリョを主体にブレンド、豊かな果実味とオークの香りが印象に残ります。
- 原産国 スペイン
- 2019年
- フルボディ
- 飲み頃温度 16度前後
- アルコール度 13.5%
- 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
- 輸入者 メルシャン
単独飲みのインプレッション
色 注いだ色は、かなり期待感ある深い紫ブドウ色です。
熟度 シラーブレンドがテンプラニーリョを抑えきれてないイメージ
初見の印象はとてもいい感じです。意匠のデザインが個性的で、グラスに注がれた色も光を反射しないほど深みがあります。でも、
「辛い」の一言です。テンプラニーリョのブドウの個性ですが、開けてから2~3日経ってからも、まだまだその辛味が抜けないのは立派・お見事です。
ヤワで飲み頃が早い、ボディが細いワインには無い個性、として十分メリットです。
でも、残念なのはせっかくシラーブレンドとなっているのに、その柔らかみが伝わってこないところがマイナスです。もう少し雑味・荒っぽさが整理され、辛味に何かプラスするものがあれば、もっと評価が上がってくるワイン、と思いました。
何日か渡って飲みました。初日のメインは、ナスとひき肉の中華風炒め。翌日がブリのフライパンソテー、本日が中華・八宝菜でした。何に特別合うマリアージュはなかったことが、不満でした。ワインと共に、おかずもおいしい、というハッピーな関係を作りたいですね。
別のワインとも対決しましたが、ワインの評価通りの結果で、他ワインを引き立てる訳でもなく、良いワインには当然押し負け、ボディが薄めのワインにはそれなりに勝てる、というまっとうな結果でした。
対決の結果は、この後で飲む新ワインレビューで出てくる予定です。
リピート、濃さ、味の相性度
リピート度 ☆☆★★★ 2つ 興味関心はありますが、実際リピート度は低いです
味の濃さ度 ☆☆☆★★ 3つ シラーにもう少し甘みか果実味があれば
食べ合わせ ☆☆★★★ 2つ どれも特別感のない、取り合わせでした
星の数は計7個 890円÷7= の結果は
コスパ度/ワインの総括
コスパ度127円。 おいしいですが、売価ほどの価値は見えません。
初心者へのおすすめ度 : 辛味ある味が好きならイケます 5点満点で2.5点のオススメ。