コート・デュ・ローヌ シュール・ラ・ルート・デ・ヴァン 3日目でやっと覚醒 

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こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。

調理直前まで視ていたYouTubeの弊害受けました。ワインに合わせる料理を仕込みで、視ていた「味」を再現することばかり考えて、2人前なのにいつもの人数分で調理してしまいました。

結果、濃く「辛くて」食べられない!と妻は激おこ。回復基調ながら、病み上がりで食べる人のことをすっかり忘れた私の全責任です。猛反省です。

明日から、しばらく味付けは薄めです‥。

さて、ご無沙汰で寄ったドンキホーテで買った、仏・コートデュローヌです。

過去には1本だけこの価格で飲んでます。

コート・デュ・ローヌ 2020年12月

こいつは添加物入りでしたが、このワインよりもおいしい?かは、この後のレビューで。

コート・デュ・ローヌ シュール・ラ・ルート・デ・ヴァンCotes du Rhone sur la route des vins

価格は、880円(税別/968円税込) でした。

【メチャ結論いそぐ人へ】

この「コート・デュ・ローヌ」を店頭で買おうかどうか、迷った人

残念ながらこのワインも「ステイ」です。
 

まず飲んでみた感じ

この上位系ワインの味を知らない人には、マイルドで飲みやすいと思うでしょう。

ワインオクターブ論的には  

半オクターブ+1LO

でも本来のコート・デュ・ローヌの味には、遠いです。

その理由

ワインの裏書きを読むと、まあまあ説明多く好感が持てます。

「小粒の赤い果実を思わせるアロマティックな香り。バランスの良い上品な果実味ととろける様なタンニンが口中を満たしてくれる、飲み心地の優しいリッチな味わいのワインです。焼肉やハンバーグ、ラタトュユ、ブルーチーズなどに良くあいます」

 

  • 原産国 フランス
  • 辛口
  • 飲み頃温度 18 度前後
  • アルコール度 13.5%
  • 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
  • 輸入者 ドウシシャ

ギルバート&ガイヤールの2021年金賞受賞マークがあります。

単独飲みのインプレッション 

   元々スッキリ系です。色も明るめで濃い方に属してません。

熟度 開けたてでは、本来の実力は発揮されません

以前に飲んだコート・デュ・ローヌは添加物(アカシア)入りでしたね。足してあの味、でしたが失礼しました。評価もコート・デュ・ローヌの思い出振り返りばかりでしたが、今日はじっくりと。

初日はまったくお話しにならず、若さと薄さ、飲みやすさのみがわかりました。2日目では逆にさらに薄く感じるほどに香りが抜けました。3日目でやっとその奥底から果実味が溶け込んできて、マイルドに包み込む感が出ました。でも

時間」がかかりすぎですね〜。

スッキリ味が好みの人には、仏ワイン的には尖った仕上がりでないので、程よく楽しめます

メインは、中華風の回鍋肉、国産豚ロースの生姜焼きetcと合わせました。濃いめの肉には少々ハードで合わせ負けします。

過去飲んだ実績ワインとも再検証しました。VSディーキン・エステートC/S や、サントリーの実力派、レゾルム・カンブラスC/Sとも飲み比べましたが、相当コート・デュ・ローヌが格下であること、のみ実証された感じです。がっぷり正面から当たったのでは、とても勝てません。

リピート、濃さ、味の相性度

リピート度 ☆☆★★★  2つ  昔のメモリー付きで☆1個足しました

味の濃さ度 ☆☆★★★  2つ  悪くない味、としか濃さを表現できないのがつらい

食べ合わせ ☆★★★★  1つ  濃いめのソースがからまる料理全般NGです

星の数は計5個 880円÷ 5= の結果は

コスパ度/ワインの総括

コスパ度 176円。 その名の通り、とならないのが、ワンコインでは厳しいところです

初心者へのおすすめ度  スッキリ飲めて評価高いはず 5点満点中3点

名の通っているワインが、下位互換されると評価に迷います。フランスでは地域が名称になる場合も多く、全く同じワインがワンコインで流通することはありえません。でも、つい釣られるのは仕方ないですね〜。
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