毎度こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。
今週でラユエラ・カルメネールを堪能してしまったので、新たに買い込みました。その他カルメネール対決のレビューは後ほどとして、まずは、
同じカベルネ・ソーヴィニヨンを忘れるはずはありません。
ラユエラ カベルネ・ソーヴィニヨン RAYUELA reserva cabernet sauvignon 2020
カベルネの方が消費量が多いのか、年代は2020と若いワインです。880円(税別/968円)は変わりません。
【メチャ結論いそぐ人へ】
この「ラユエラ・カベルネ・ソーヴィニヨン」を店頭で買おうかどうか、迷った人へ
まず飲んでみた感じ
初日開けたては、少し閉じている印象があります。
■ワインオクターブ論的には
4/5オクターブ
チリカベの中では個性がある方というより、とてもナチュラルなカベルネです。
その理由とは‥
ラベル裏の説明書きです。基本はカルメネールと同じ。
「スペイン語で『石けり』という名前のワイン。世界中で人気のこの遊びのように、楽しんでくださいという願いを込めました。ベリー類の香りで、プラムのようなまろやかなタンニンを感じるワインです」
- 原産国 チリ
- 味わい SMOOTH/ミディアムボディ
- 2020年
- アルコール 14%
- 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
- 輸入業者 コルドンヴェール
2021年の「TOP50」World’sBEST VINETARDSというシールがキャップに貼られていました。
単独飲みのインプレ
色 カルメネールより発色の高い、明るめの色です
熟度 開けたては少し若さが目立ちます
チリづくしで、とても自分的にはハッピーです。2日間にわたって試しました。
初日は、味の抜け感が早くて、「大丈夫?」という心配が先に立ちました。
もちろん、枯れたタンニンは美味しく感じられ、樽感ある後味には何も問題ありません。スムーズに飲みやすさが先行していきます。ただ、普通のチリカベ?と思うくらい特徴に欠けます。
翌日2日目に、本当の意味で「覚醒」しました。
嫌味のないストレートなカベルネの味わいはしっとり残り、引っかかっていた尖った感は完全に取れてウルトラマイルドな味に変わっています。これはおいしい。
メインは、初日がポテトグラタン、2日目がメカジキのムニエルという、味の変化とともに楽しみました。生クリームとトマト味の濃い系のソースには、正直組み伏せるほどのボリュームは持ちません。寄り添う程度のマリアージュです。魚のバター味程度の柔らか味のあるソースとの相性ならば、一歩引いて旨味を増す、という良さを感じました。
VS カルメネールとの対決は明日レビューします。
リピート、濃さ、相性度
リピート度 ☆☆☆☆★ 4つ カベルネも十分イケます
味の濃さ率 ☆☆☆★★ 3つ 軽くはないもののスムーズな味なので
食べ合わせ ☆☆☆☆★ 4つ 毎日濃いメイン、とは限りませんから、この選択はあり
星の数は計11 880円÷11= の結果は
コスパ度/ワインの総括
コスパ度80円 とても妥当なコスパ指数です
初心者へのおすすめ度 : このカベルネの喉越しは万人向け 5点満点で4.5点のオススメ