こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。
都内に出たチャンスに、新しい街でワンコインを探してみました。リフレッシュします。GoogleMAP通りに何件か回りましたが、さすがに税込1000円を切るワインは、売っていてもお馴染みのものばかりでした。
その中でも、購入ははじめて?かもしれないお店、カクヤスでリアルワンコインを見つけました。
ルルジャン カベルネ・ソーヴィニヨン Le REGENT cabernet sauvignon
フランスワインで。500円(税別/550円税込)で買えたのは、2本まとめ買いしたせいです。同種でメルローも買いました。こちらは後でレビューします。
【メチャ結論いそぐ人へ】
この「ルルジャン カベルネ・ソーヴィニヨン」を店頭で買おうかどうか、迷った人へ

まず飲んでみた感じ
まずコルク栓なので、全体的にボトル内にこもっています。
■ワインオクターブ論的には
半オクターブ

単に若くてピンピン跳ねるような、一時流通した「悪め」仏ワインではありません。
その理由
裏表記から読み取れる情報量は少ないです。まあ当然ですが。WEBでは、カクヤスのサイトに説明があります。
「しっかりとした品種の特徴が楽しめる飲み応えのある赤ワインです。渋さと酸味のバランスがよく、力強く濃厚で「赤ワインらしい」味わいです。カシス、プラム、ブルーベリーの香りを楽しめます。」
- 2020年
- 原産国 フランス
- 飲み口 やや重口
- アルコール度 12.5%
- 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
- 輸入者 AUU(アウリー)初出!
単独飲みのインプレッション
色 見た目この手の色そのもの。ブライトレッド。
熟度 単純な濃さは感じないタイプのワインです
ここまでを見ていると、ハズレ感がありますが、ちょっと立ち止まって考えてみてください。
2023年で、赤ワインを(まとめ買いがあるにしても)、500円で売る価値、とはなんぞや!
味は大きく裏切られることはありません。
ただ、カベルネにしては、コクはワンコインの標準には足りていません。前頭中位以下です。開けたて初日から、素直にオススメできないかもしれません。


でも、物価高騰の中、円安でも輸入に頼るのが赤ワインです。それが500円で買える!のはとっても価値高くないですか!関連する人と企業の努力は素晴らしく、賞賛されるべきものです。ましては、大手ワイン会社ではありませんから。
少しコスパ評価からズレてしまいますが、2023年の物価基準に置き換えると、この味はアリです。
ただ価格とのバランスの範囲内で「良し」、と言っているだけで勘違いしないでください。
このルルジャンに多く(果実味・濃さ・コク)を求めてもらっても、こまります。
皆さん、この辺りどう感じますか?
この個人ブログの中では、「まずくない」「ワンコインで買える」フツーのフランス産赤ワインですが、味・コクの評価は、他同等ワインと比べると悪くなる、というのが本音となります。
本日のメインは、ロース豚肉を細かく切った、青椒肉絲でした。かなり薄めに仕上げたので、ワインの果実味もかなり感じます。ただ、相互のマリアージュに昇華する?ほどにはなりませんでした。
リピート、濃さ、味の相性度
リピート度 ☆★★★★ 1つ いまどきリアルワンコインは評価、でもリピートは‥
味の濃さ度 ☆☆★★★ 2つ カシスとオーク樽っぽい香りのおかげで軽さを忘れます
食べ合わせ ☆☆★★★ 2つ 飲みやすさ優先で、単独飲みが美味しく感じるかも
星の数は計5個 500円÷5= の結果は
コスパ度/ワインの総括
コスパ度100円。 単価が安く売っていると、この数字は割合と良さげに出ます
初心者へのおすすめ度 : 飲みやすさを評価して 5点満点で3点のオススメ。