ひとりごと 〜父逝去〜

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実家の父が亡くなりました。享年88歳、十分、大往生になるかな。

はじまりは9日(日)の昼突然のイエ電。もう家の電話番号をひさしく教えていないため、「何だ?」という感じでおそるおそる出てみると‥

受話器の向こうは2つ違いの兄の声。「おやじが危篤なのよ、今来られる?」(携帯出ないから、コッチかけた/別部屋で充電しており全く携帯受信に気づかず)

という話。こんな時にそうきたか〜(無念)

そこからは、時間が早送りされる。

危篤からすぐご臨終となったので、最期には間に合わず。駆けつけたときは実家に横たわった父の寝姿しか拝めなかった。こんなときでも、メシは何かしら食べざるをえない、

その夜は、亡き父を囲み数十年ぶりの家族揃った夕食だった。メインはわたしが焼いた岩手産の牛ロースステーキ。田舎のスーパーには珍しく、柔らかい良いお肉だったのが幸い。仕上げはニンニクとバターソースで。

問題はワイン。スーパーで何を買うかすごく迷った。こんな時ももちろんワンコインワインよ。そのスーパーに珍しくまだ飲んでないワンコインの赤が何種もあるのよ。こんな時でなかったら、爆買い対象なんだけれどね‥

こんな節目で、迷った結果わたしが選んだのは、

CA,cabernet sauvignon

ウッドブリッジ カベルネソーヴィニョン

牛ステーキの脂の甘さにも合い、どこまでも優しく滲み入る味わい。飲んでいない赤を選ぶ勇気はなかったので、誰が飲んでも安心安全の1本にした。

故人はひたすらビール好きだったが、ここんところはワガママを許してもらって、マイスタイルでいかせてください。

今までお疲れ様でした。うらやましい人生だったね。

献杯。

(昨日火葬を終え遅く帰ったため、ここ数日更新が遅れて失礼しました)(実家の通信環境の不整備ゆえ未更新でした)

赤ワインは永遠の味。生と死を繰り返して、時を積み重ねていく象徴かもしれない。

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