買い物以外、ほぼ自宅と病院だがその割に体重は変わらない。考え事が多いせいか‥。
5月の新規ワインとしては計8本目。程の良い自宅待機、いやリモートワークが続くとその副作用(副産物?)として、なぜかワインを多めに?買っている。
モーンスーン プレミアム MoonSoon Premium/ Extra oak
久しぶりのミスターマックスで見つけた399円(税別)
チリのカベルネソーヴィニョン と カルメネール(レと表記あるがここでは「ル」)のブレンドだ、メルロー以外を飲むのは何本ぶり?
輸入は、わたしはたぶんお初にお目にかかります、
ワイン情報と買った状況
ワインの首にかかったPOPがなんともかわいらしい。

“こんなワインが欲しかった 夜な夜な飲まずにいられない” 名コピーだ
夜な夜なワイン登場! これも真似したいくらいのGreat コピー。またPOPの裏にはオーナー兼醸造家の日本のみなさまへのメッセージ(➕顔写真)があった。
この「志」だけで、もう飲む前から絶対おいしい予感、出まくり。
- ワインのタイプ ライト〜フルボディまでの3段階で、ミディアムボディ
- 適飲温度 16〜18°C(本格設定)
- アルコール分 12.5%(度数は低め・のみやすい?)
裏書きもかなり詳細に書き込んである。
感想かきなぐり

毎日めげずにボッチ飲み。

妻の退院の日も決まったが、もう今までと同じ日常は、もどらないかもしれない

飲む時間も、レビューする時間が限られても、逆に集中して取り組める自分がいる。

このワインは、日本のチリワインが置かれている状況を、ものの見事にうっちゃっている。鋭い視点と感性、そして造る姿勢はゆるぎない。これで、美味しくないわけがない。もちろん好みによるが。
独断と偏見
チリのカベルネ/カルメネール。久しぶりにメルロー以外の赤が飲めて、これはこれでうれしい。
合わせるメインは、牛のビーフストロガノフ風で。肉と生クリームが理想的に融合したユニバースを感じる。たっぷりと赤ワインで煮込んだ。
グラスには明るめに写る、赤の色。ひと口喉に流し込むと、
「ふ〜」とどこからともなく安堵のため息が漏れた。
毎日自粛騒ぎで鬱屈した気分が積み重なった上に、妻の急病で入院騒ぎ。とにかくザワザワした1週間があっという間に過ぎ、余計な考えごとを溜めないように、と思っていたが、揺れ続けた気分は変えようがなかった。これを飲むまでは。
モーンスーン、ありがとう。
長く飲んでいると、おいしいのがアタリマエ。赤ワインは毎日手に入って、安心安全にいつでも飲めるものだ、とすっかり脳みそが無変換のお豆腐状態に変わってしまっていた。新しいワイン、おいしいワインにあうだけで、多くの刺激をうけるはずだ。
細かい変化や好みの違い。新しい出会いや発見する喜び。
自分が好む味に出会えたとき、しかもワンコインをはるかに割る衝撃価格で味わえたこと、全てに
感謝しかない。
芳醇。程良い口当たり。カルメネールの良さが十分伝わりつつ、カベルネっぽさも残してるムーンスーン。
これはメルロー対決・プードゥ なんて遠くに霞んでしまった。オチャガビアも渋くてしようがなく変わるほどに。

大相撲で例えると
強い力士って何?才能、努力、いや違う。ただひたすら強いのだ。ひとたび激しく相対しただけで、本能が憶えている「圧力」。肌の毛が悪寒で総立ちするほどのスピード。まるで何が起こったか、全くわからないうちに勝ち負けはついている。それほどの強さ。関脇以上。
女性に例えて表現す
プロポーション的にはモデル系より、健康的な日焼け美人。おまけに人懐っこい、とくれば誰にも好かれるにきまってる。
☆リピート・濃さ・相性度
リピート度☆☆☆☆☆ 5つ ひたすら飲むこと。何回も飲むこと
味の濃さ率☆☆☆☆★ 4つ 芳醇な濃さ。複雑な味がとけこんでいる
食べ合わせ☆☆☆☆★ 4つ 肉料理、できれば濃いソースなら直良い
計13 売価399円÷13= の結果は!
コスパ度・このワインの総括
コスパ度30.6円 ほぼほぼ30円の「超」コスパ、Gooood
ハズレない人のペルソナ
心が荒んだ、まさにイマをやさしく癒してくれる