ルルジャン・メルロー 断然メルロー推し

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こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。

都内で買ったもう1本、カクヤスの赤ワインです。こちらはメルロー。

2〜3日間対戦相手を変えて試しました。

ルルジャン メルロー Le REGENT Merlot

500円(税別/550円税込)まとめ買い値段の1本価格です。さて、こちらの味はどうでしょうか?

【メチャ結論いそぐ人へ】

この「ルルジャン メルロー」を店頭で買おうかどうか、迷った人

Le Regent 2020
これはビックリ!「買い」です
 

まず飲んでみた感じ

こちらもコルク栓です。味が閉じているか心配でしたが‥

ワインオクターブ論的には  

2/3オクターブ+1Hi

フランスワインでここまでのスムーズさは、なかなか出せないです。

その理由

こちらの裏表記から読み取れる情報は少ないです。WEBではやはり、カクヤスのサイトに説明が載ってます。↓ (ネットショップでは残小‥)

「濃厚でありながら穏やかな口当たりが心地よくバランスのよい赤ワインです。深みのある色合いと、きめ細やかなタンニンがあり、まろやかで口当たりの良いワインになります。プラム、ブルーベリーの香りを楽しめます」

 

  • 2020年
  • 原産国 フランス
  • 飲み口 やや重口 
  • アルコール度 12.5%
  • 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
  • 輸入者 AUU(アウリー)

単独飲みのインプレッション   

   同シリーズのカベルネと比較すると、にごった濃い系

熟度  果実味の熟した感はでています

今回のルルジャン・メルローは、開けたてから、全開フルスロットル!飛ばしてます。

夕食のお供ワインとして、ぐいぐい「ススム」こと! 飲み比べたとはいえ、初日で一気に半分以上、2日目でほぼ無くなる、という事実は何より美味しい証拠です。

ルルジャン・カベルネ・ソーヴィニョンも時間が経つにつれ味はまとまって来ました。少し「苦味」があるのかな‥まあ全体的にはまとまっているし、悪くないワインであることは確かです。

このカベルネをメルローは、はるかに上回ります。イチバンは、飲みやすさ。メルローの中でもブドウ味のバラエティに富んでいて、豊かな香りを楽しめます。辛めのタンニンがしっかり支えているので、味のバランスも良く「メイン」と深いマリアージュがとれてます。

VS コンドル・メルロー

ちょうど同価格帯のメルローで、強力な コンドル・メルロー があったので飲み比べました。

Chile, Mild

本当はコンドルVSグラン・アンデス のメルロー対決用に買ったのですが(結果は後に)、コンドルはシリーズの中では、カベルネに大きく差をつけられていますが、細かい「差」でルルジャンには優位に立ちます。

ボディの重さ・インパクトの強さ・むっちり・ねっとり感

の差で、特に後味の違いが出ました。 ここは、コンドルの勝利です。

メインは、初日がメカジキのソテー・マッシュルーム/ニンニクソースとともに。少しピリ辛なソースが、スムーズなメルローの味にぴったり。飲みごたえあるマリアージュでした。2日目はロース豚の紅茶煮と。醤油味と多めの酢で味付けされた香ばしい料理です。こちらも、辛めの味付けに相性がいいのでしょうか? とても美味しくいただきました!

なお、人気のグラン・アンデスも含めたメルロー対決の結果は、

グラン・アンデス > コンドル > ルルジャン

となりましたが、その差は「個性」といっても変わりないほど、どれも同格の美味しさがあります。本当です。

リピート、濃さ、味の相性度

リピート度 ☆☆☆☆★   4つ  これが500円なら、見つかれば買う

味の濃さ度 ☆☆☆★★   3つ  喉越しはとてもスムーズで深みもある

食べ合わせ ☆☆☆★★   3つ  辛めには絶対の自信あり、後は濃い系ソースとあうかだけ

星の数は計10個 500円÷10= の結果は

コスパ度/ワインの総括

コスパ度50円。  同カベルネと、シンプルにコスパで倍の差が

初心者へのおすすめ度 : これは飲みやすい 5点満点で4.5点のオススメ。

これは同じルルジャンを飲むなら、初心者からベテランの飲み手までカベルネ・ソーヴィニョンではなく、メルローをオススメします。

 

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