昨日の週末は疲れたのか原因不明の低血圧で寝込みました。夕飯の後ボルサオのpart2まで書く予定だったのですが、そのまま朝を迎えてしまいました。ちなみに‥
ボルサオは凄く変わりました。文句なしのボリューム感、味の奥行きと広がり感はハンパなしです。1日でここまで大きく変わるとは?と思い、タマロンと飲み比べてみてもその差は激的に優位でした。
コレを書き残そう、と思ったのですが下を向いていられない程頭が重く、文字は残せませんでした。
今日は朝から活動できるほどに回復していますので、レビュー再開します。
ビノセント テンプラニーリョ/オーガニック VINOCENT tempranillo organic
スペイン、テンプラニーリョのオーガニック、とくれば最近はいい印象しかありません。シーをはじめとして、アラリスもいい味だし、そうそう、ソラスももちろん忘れてはいけません。
ただ気になるのは、認証マークが見慣れないエコセール(フランス発祥/1991年の認証団体)だったので少し不安が。ビオ、とはどこにもないですし。
イトーヨーカドーでの売値は514円(税別/565円税込価格)でした。
まず飲んで
明るいグラスの光、そのままです。以前からのテンプラニーリョ、本来の変わらない姿と味です。
■ワインオクターブ論的には
半オクターブ+1HI
最近オーガニックで外してなかったため(期待が大きい分)、その軽めの味わいに少しガックリしました。
その理由
ワインの裏ラベルにその真実がありました。よく見て買ってなかったのが悪い‥
一番は出荷前に加工所がある、イコール日本でブレンド?製法ですか。確かに加工前の元ワインはオーガニックだったかもしれません‥ オマイガッ
「カシス等のベリーを感じさせる豊かでクリアな果実味。熟成したテンプラニーリョ種由来のまろやかなうま味。(注:ということは100%テンプラニーリョでもない?)マイルドでクリーミーな優しい渋味が程よく、心地よい余韻を伴った飲み易い赤ワインです」
さらに、
『スペイン最大のワイン産地ラ・マンチャは、日照時間が長く、昼夜の寒暖差が大きい為、味わいの凝縮したブドウから良質のワインを産出する土地として有名です」
とあります。
- ボディ 5段階の中で ミディアム
- 甘辛味 5段階の中で 辛口(一番辛い)
- 原産国 スペイン
- アルコール度 13%
- 添加物 酸化防止剤(二酸化硫黄)
- 輸入者 南アルプスワインアンドビバレッジ
- 加工所 南アルプスワインアンドビバレッジ
VS カーサ・アンティグア
対戦はヤオコーの200円代ワイン、カーサ・アンティグア・ヴィーノ です。ボディの重さはいっしょで、同じスペイン・テンプラニーリョなので実力を測れるはずです。
グラスに注いだ色は、ビノセントがより明るくみえます。
ビノセント、これがオーガニック?なのかかなり不思議です。味にその特徴がでてきません。かろうじて苦味、がありますが、自然派ワイン特有のこもったような草の香りだったり、味の中に溶け込んだ深みが感じられません。
ただただ、「軽み」と「辛み」だけ。まあ、本来のスペイン/テンプラニーリョだ、といえばまさにそのものですが。
でも、これは私が数十年来スペインものを飲む中で、スペインワインの弱み「好きでない」点でもあります。
カーサ・アンティグアは味のバリエーションが段階的に感じられて、同じテンプラニーリョでもぶどう品種の良さがあります。軽い中にも「おいしさ」がある、というか個性がありこれはこれでいい、と思います。
ちなみにカーク・カルメネールとも飲み比べましたが、段違いの旨みの差がありました。もちろんカークの方が遥かにおいしいです。
メインはブリの塩焼きに、大根おろしを添えて。日中より少し冷えた夜には最高の脂が乗ったおかずです。ワインもすすみますよ〜。
ここは残念ですが、カーサ・アンティグアの勝ちです。ビノセント惨敗ですね。セブンブランドも少し策に溺れた、というか少し罪作りなやりかたでしょうか。
リピート、濃さ、味の相性度
リピート度 ☆★★★★ 1つ これはリピートほぼない味です
味の濃さ度 ☆★★★★ 1つ 自信をもってメーカーはワインを出してもらいたい
食べ合わせ ☆☆☆★★ 3つ 塩味系のサカナと辛い味はあいます
星の数は計5個 514円÷5= の結果は
コスパ度/ワインの総括
コスパ度は102.8円 コスパを語る前にオーガニックの矜持を問います
ハズレない人のペルソナ
ハーフ好きの日本人でも特にタレント好きな人