リピートワイン、カネパ・メルローをあらためて飲んだ。まあ優等生の味だ。均整がとれている、とてもいいバランス具合だ。以前のレビューはこちら。
- ライトボディ、ミディアム、フルボディの3段階で ミディアム
- 輸入はカインズ
- アルコール度数は12% (やわらかめね)
妻入院につき、お試しワインがたんまり残っている。しかも最近メルロー中心に買っているため、今日はメルロー・バトルを開催してみた。
まず、確定しておきたいのはカーサ・スベルカソー/メルロー とのポジショニングだ。
メルロー 対決VS カーサ・スベルカソー
今日飲んでいるのは全て、チリのメルロー。であれば、開栓日付は違うものの、ほぼ同等に飲み比べできそうだ。
カネパ・メルロー VS カーサ・スベルカソー
カーサには残念だが落ち着きがなく、まだ勝ち目はない。自分の良さである、始めの甘みが続いていかず、早く消えてしまう。味は同じ傾向なだけに、実力差がでた。
カネパWINだ。さあNEXT!
メルロー 対決VS オチャガビア
次は、VSオチャガビア
この中で比べてみても圧倒的に果実味の香り、No.1だ。カネパと飲んでもこの評価はかわらない。今日のように、ポテトグラタンをメインにした時の相性もいい。この対決は、
カネパのLOOSE。オチャガビアは結構強いぞ。NEXT!
メルロー 対決VS ダンシングフレイム
次はダンシングフレイム。オークの香りが鼻空抜けていくのが、気持ちいい。
メルロー同士では、スパイシーさのNo.1。辛さの好みや、からさ具合はひとの好みがあるが、今日の勝負はカネパの口当たりの良さが、より光ってくる気がした。濃さ重視で判断すると、
カネパWIN。まだまだNEXTいくぞ!
メルロー 対決VS プードゥ
ほぼメルローということで参戦、最後はプードゥ。
他を圧倒するまとまり感だ。カネパだけでなく、今日の4本は全てなぎ倒す。チリのメルローが好き(仏のいろいろな味が混じるおいしさではない、ブドウの強さやパワーメルロー)であれば、プードゥ一択。ここから始めてみれば間違いはない。
ここはカネパのLOOSE。プードゥのWIN。
メルロー まとめ
カネパ・メルローは、余韻の残りかたが、ちょっとフランス嗜好というか、未練を残している分、パワー派のチリメロに押し切られるね。
表にしてみると以下かな‥
- 濃さ プードゥ > オチャガビア > カネパ > ダンシングフレイム > カーサ
- 果実味 オチャガビア > カネパ≒プードゥ > ダンシングフレイム > カーサ
- 肉の相性 プードゥ > ダンシングフレイム > オチャガビア > カネパ >カーサ