フランコニア ヴェネト・オリエンターレ 正統派ゆえに愛されがたい

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こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。

連休は連休ですが、まだ冬休み感覚が抜けてません。

今日はヤオコーの直輸入の特売日(3割引の日)で買えたイタリアワインです。

フランコニア ヴェネト・オリエンターレ Franconia Veneto Orientale MOLETTO

ヴェネト産の2019年、3割引ありで686円(税別/754円税込) です。

【メチャ結論いそぐ人へ】

この「フランコニア・ヴェネト・オリエンターレ」を店頭で買おうかどうか、迷った人

Moletto
ここは無理せず「ステイ」 やめておきましょう
 

まず飲んでみた感じ

濃厚というふれこみは、信じがたいかんじ。

ワインオクターブ論的には  

半オクターブ+1Hi

イタリアらしさは全開です。

その理由

ISO認証のマークは印刷されていました。

説明的な日本語はありません。そこで検索しましたが、名前がブドウの品種だったとは!初耳です。フランコニアは黒ブドウの一種だそうで、イタリアでの呼び名だそうです(by winelink)別地域では「レンベルガー」という表記(これも初めて知った)が多い、とのこと。

 

  • 原産国 イタリア
  • 2019年
  • アルコール度 13.5%
  • 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
  • 輸入者 小川貿易

単独飲みのインプレッション 

  相当明るい色です。濃いのか不安なくらい

熟度 軽い渋みやタンニンはまずまず

どおりで、味の記憶がないはずです。私自身「初」のブドウ品種、フランコニア。よい勉強になります。

酸味が独特なのです。これから何年も経てば熟成するかも?しれませんが、見た目と味は「軽く」よくある「正統派」イタリア赤ワインそのもの。

香りはいいです。赤い果実感、というか感じたことのない野性味ある風味が口の中に広がります。

味の厚みは残念ながら語れません。翌日でも変化は現れませんでした。残念。

メインは、ブリの香草焼きと豚ロースのカリカリ焼きでした。トマトソースとの相性はいいですが、ワインを高めるほどにはマリアージュしません。MOLETTO(モレット)はヴェネト産で、プロセッコ(スパークリング)で有名な生産者です。こんなワインも出しているんですね〜

VS対決は、サンタと飲み比べましたが、品種が違いすぎて比較になりませんでした。単純に好き嫌いでいえば、サンタの勝ちです。

リピート、濃さ、味の相性度

リピート度 ☆★★★★  1つ  売価基準からいってもリピートはありません

味の濃さ度 ☆☆★★★  2つ  酸味は感じますが濃さはありません

食べ合わせ ☆☆★★★  2つ 平均的なイタリア料理系ならいけます

星の数は計5個 686円÷5= の結果は

コスパ度/ワインの総括

コスパ度137.2円。  元値が高いだけに、これでも甘い評価のコスパ度、になります

初心者へのおすすめ度 : エントリーワイン向きではありません 5点満点で2点のオススメ。

イタリアは生産量が多いだけに、日本に入ってくるワインが全て識別しにくいワインです。ラベルのたたずまいはいい感じだったのですが、パッと見のジャケ買いが今回は失敗、に終わりました。

 

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