ジェイコブズ・クリーク 懐かしく解けた味の秘密

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毎度こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。

いつものスーパー・OKストアを覗くと、新ラベルのワインに気づきました。

豪の誇る、ブレンドワインです。もちろん30年来のリピートワインです。

ジェイコブズ・クリーク シラーズ・カベルネ JACOB’S CREEK shiraz cabernet 2019

昔より少し価格が上がって、878円(税別/965円税込)です。

Jacob’s Creek shiraz cabernet

過去のレビュー

レビューを書くようになってからは、2019年11月に飲んでます。対戦的には、バルカトリナ(には負け)や、レッドウッド(には勝ち)と飲み比べだったり、センサシオネスとのシラーズ/カベルネ対決だったり、を経験してきました。

まず飲んでみた感

  中間色。濃くもなく明るすぎず

深み ブレンドワインの強みで、濃さを感じます

ワインオクターブ論的に  味付けは

3/4オクターブ+1Lo

普通においしい。これは大事なことです

このワインとの付き合いも、はや30年近くになります。変わんないな〜

その理由

ラベル裏は、日本語表記でかなり語られていました。

「多数の賞を受賞しているジェイコブズ・クリークの伝統あるワイン造りは、1847年にヨハン・グランプがジェイコブズ・クリークという小川沿いに、最初のぶどう畑を開拓した時に始まりました。このミディアムボディのワインは、熟したプラムやベリーのフルーツフレーバーと、ソフトなタンニンそしてほのかなオークの風味が特徴です。黒胡椒をきかせた牛肉のステーキなど、香ばしく、しっかりとした味わいの料理と良くあいます」

  • 原産国 オーストラリア
  • 品種 カルメネール/プティ・ヴェルド
  • 味の厚み フルボディ
  • アルコール度 14度
  • 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
  • 輸入者 ペルノ・リカール・ジャパン

インプレッション

長年の謎が、ひとつ解けた気がしました。

ブレンドとしては高いアルコール度(14度)が、いい味を出していたんですね!

それだからずっ〜と、好きなわけだ。

和の説明書きにある果実味は、さほど感じません。むしろシラーのオークっぽさと、豪の特徴的な明るい突き抜けたカベルネの味が全開です。

ただ今回、RENEWALしたラベルには少しがっかりです。旧ラベルのスパイスの効いた感ある骨っぽさが魅力だったのに

OZ,cbernet Shiraz

ごくごくフツーの、豪ワインの見栄えになってしまいました!残念。

メインはチキンでしたが、アヒージョに使ったニンニクオイルソースが抜群の相性でした。オーストラリアものは、豪快に肉と合わせるのが『GOOD』と思います!

リピート、濃さ、味の相性度

リピート度 ☆☆☆☆★  4つ  私の中ではシラカベの代表選手のひとつ

味の濃さ度 ☆☆☆★★ 3つ   肉と飲むほどに濃さが増してくる感じです

食べ合わせ ☆☆☆★★   3つ  断然肉合わせの分、魚には魅力が伝えきれないかも

星の数は計10個 878円÷ 10= の結果は

コスパ度

コスパ度は、87.8円  元値が高い分、この味の強さが伝わらないのですよ

初心者、おすすめ度は  かなり美味しく感じるはず  5点中4点 

2022年インフレの予感の中、旧ワインを旅することが多くなりそうです!イエローテイルも反動でお店によっては、何とか800円代に抑えるお店も出てきました。(少し安堵)
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