少し前からわかっていたのですが、肉のハナマサにとんでもないワインが、とんでもない価格で売っていました。
それが、いにしえの昔からその地位を保ち続けてきた横綱/大関ワイン、
コセチャ カベルネ・ソーヴィニヨン COSECHA cabernet sauvignon
棚で見た小売価格がなんとビックリ、428円(税別、470円税込価格)ですよ。税込で500円を割ってます。息が止まりました。
コセッチャ、コセチャ、といろいろ表記してきましたが、2019年のこのワインが、2021年は500円を割る時代になったのですか?
2021年改めてその実力をじっくりレビューします。
久しぶりに飲んだ感想
最初だけ、少しこんな薄かった?と思いきや、空気と馴染んできた後半、グイグイその魅力をさらけ出してきますよ。
■ワインオクターブ論的にいうと
味の幅と深さで測ると
1オクターブ半+1LO は余裕であります。
歴代の横綱/大関に失礼ですよ。当然このくらいのオクターブはないとね!
その理由
裏書きにある説明は、実にシンプルです。
「豊かな自然に育まれた、熟した果実の味わいと、ほどよいタンニンが特徴。肉料理と相性抜群の親しみやすいワインです」
検索では、値下げになっていることはわかりました。旧タラパカという表記も見かけます。2021年いろいろ変わっているみたいですね‥
改めてググった結果、私のブログでは、【コセチャ カベルネソーヴィニョン】の検索で3P目にしかこない=ほぼ読まれない事実がわかり、「コセチャ」と正しく書かれないとダメと知りました。(今頃かよ?)後ですべて変更します。
- 原産国 チリ
- 2019年
- アルコール分 13%(まあまあの濃さ)
- 品種 カベルネ・ソーヴィニヨン
- 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
- 輸入者 リードオフジャパン
VS チラノ レゼルヴァ エスペシャル
対決したワインは、これまた以前飲んでいることをまるっきり忘れてまた買ってしまった、ドンキホーテの赤ワイン、チラノ・レゼルヴァ・エスペシャル/カベルネ・ソーヴィニヨンです。
こちらも、チラノとチラーノとで検索が割れているひどい現状です。【チラノ レゼルヴァ】でググると、「TOP」にレビューが出てきます!(一瞬だけでも)嬉しい(2021年4月現在)。ここも表記修正・統一します。
これほどにGoogle・AIが見守ってくれているのに、我が「アタマ」のエーアイは全く稼働せず‥。老化というか、ボケもここまで進んでしまい、悲しい。
味比べは、うさぎとカメの競争のようでした。チラノはチリカベらしく、最初パワフルに猛スピードで駆け抜けていきます。でも次第にその馬力は落ちます。
家飲みワインは短距離走の争いではなく、どちらかと言えば1500mの中距離走です。味のインパクトや才能勝負なら、100メートル走でしょう。
お金さえかければ、名門のフランス・シャトーワインのように、必ず100Mオリンピック決勝に残る代表ワインが見つけられる、試合は気にしてません。500円代中心のワンコインワインの勝負は、それではありません。
東アジアの陸上選手権のように、多く小国/他民族国家の中から選ばれてきたエリート達の戦い、足の速さとスタミナを同時にもって勝ち残れる1500m走、がワンコイン赤ワインの勝負でしょう。
コセチャは中盤から追い上げます。ローズや甘めのベリー系の果実の香りとともに、じわりと差をつめてきます。
コクも後半じわじわ感じてきます。先行したチラノに、第3コーナーで抜き去ります。最終のストレートでは豪快な走りを見せて、コセチャが勝ちます。コレは凄い。
チラノ・レゼルヴァ・エスペシャル、惜しいです。いい馬力持ってますが(辛味あり)、スタミナ(味が浅い)がないので、味の抜け方が早く印象に残りません。
VS 仏のメルロー、新星シャトー・ラモットにはコセチャは残念ながら負けました。
コセチャの上代値下げにより、コスパは上がりますが、強者との戦いを通じ、番付は下がる、ことになりそうです。
リピート、濃さ、味の相性度
2021年版
リピート度 ☆☆☆☆☆ 5つ チリカベでこれ以上女性ウケするワイン他にありません
味の濃さ度 ☆☆☆★★ 3つ 必ずジワリと濃さの片鱗を残します
食べ合わせ ☆☆☆☆★ 4つ 和/洋/中なんでも万能に合います
星の数は計12個 428円÷12= の結果は、キテルでしょう。
コスパ度/ワインの総括
コスパ度は35.6円 30円代来ました!超高コスパワイン
ハズレない人のペルソナ
学生時には控えめだが密かな人気だった女性が、20代後半になって魅力全開した