濃いウマ好きには吉報 南半球アルゼンチンのロス・プーマス的な重さとスピード感 ミシェルトリノ

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9月新規5本目の赤ワインだ。

近所のスーパーヤオコーにて、2割引の特売日に購入。670円。アルゼンチンのマルベック 種、ミシェル・トリノ コレクション Michel Torino coleccion

アルゼンチンといえば、間近にせまったワールドカップ・ラグビーでも有名な強国でもある。愛称は「ロス・プーマス」生で観戦あるが、農耕パワー的な泥臭さと試合巧者があいまって、プーマというよりバイソン的強さがあった。このミシェル・トリノは、というと濃さは十分。赤ワインのパワフルな魅力がマルベック にこんなに!と驚くほど。隣国のチリのようなわかりやすい味とは違い、クオリティの高い澄んだ樽の香りが舌に残り、おいしい。

マルベック はどうですか?

濃いわね

味はいける?かしら

モンダビの後だと味がわかんない

特徴的よね。何かしらこの味って

我が家ではイマイチの様子だがその理由は、マルベック種の個性的な香りかも。Deepで特徴ある飲みごたえは「濃い赤」を飲み慣れない人にはとっつきにくいのか、と思う。アルコールが強いようなピンとする感じはしない。様々なぶどうの果実味を楽しみたい人には、おすすめする。カルメネールとの違いは、香りと口の中に「力強さ」が残る点かな。

骨格のシッカリした肉付きのよい白人力士をイメージする。その割には柔軟なカラダでパワーと技のバランスがいい。小結、関脇陣に割り込む力士が出てきた。

南米チリ美人ほどではないが、少しプロポーションがゆるく、おいしい肉をたくさん食べて、あふれる太陽の下スポーツ観戦で騒ぐのが大好きな、20代後半のアゴ張り美人。

リピート度☆☆★★★ 2つ 特売でチリカベ以外に飲みたいとき

味の濃さ率☆☆☆☆★ 4つ レゼルバの濃さとは違う、大人の濃さ

食べ合わせ☆☆★★★ 2つ チーズには相性抜群だった

計8 売価670円÷8=

コスパ度 83.7円 コスパを気にせず、料理アフターとして

ハズレない人のペルソナ

パワフルで個性ある味が好みで、アニスやモルトウイスキーも飲める人

こってりしたメインに無理に合わせず、単独飲みして違いを楽しもう