アラリス オーガニック テンプラニーリョでもここまで味が変わる

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用事があって普段行かないスーパーに寄りました。期待しないでワインの棚を見ると、昨年末からマイブームのビオ・ワンコインがあったので、飛びついて購入しました。

アラリス オーガニック ALARIS organic tempranillo

連日のスペインワインです。見つけたのは激安スーパー・ロピアです。ビオワインに気づく前には視界に入っていても脳では無視していたせいか、素直に初めて見た感じです。

価格はリアルワンコインの499円(税別)です。ビオとしては、びっくり価格でしょう。

まず飲んで

やっぱりビオワインになると、ただのスペイン・テンプラニーリョの味が確実に濃く仕上がります。これ謎ですね〜。こちらもスクリューキャップではなく、コルク栓ではあります。

■ワインオクターブ論的には

テンプラニーリョの味がなぜ熟成する??

3/4オクターブ  テンプラニーリョ種ワインの平均より三倍増しや

当然おいしい。

その理由

裏ラベルの説明は赤文字でありました。

「スペイン・ラマンチャ地方の丘陵で有機栽培されたブドウを天然酵母で醸造しました。ワインの一部を樽熟成しています。ブラックベリーや赤い果実のアロマ。果実味とタンニンのバランスがとれ、バニラのヒントが心地よい赤ワインです。ローストビーフや焼き鳥、トマトを使った料理とも会います」

納得いくなかなかの「力作」文です。

有機農産物加工酒類 欧州で見たことある、全ての認証マークがありました。

  • 原産国 スペイン
  • アルコール 13.5%(立派です)
  • 輸入者及び引取先 ユーラス

VS モラダ

昨日惨敗していた、スペインの若武者モラダとどのくらい差があるでしょうか?

モラダは対戦前から負け前提の、玉砕覚悟でぶち当たります。

Spain,Tempranillo,Garnacha,

一晩立って、モラダも味が変わりましたね。少し後味に甘いフィーリングが残ったりして、軽い魅力はそのままに、メインの豚ロースマルサラソースのような濃いめのおかずとも、昨日に無かったすこぶるいい相性が出てきました。好印象。

受けるアラリス・オーガニックも凄いですわ。なぜにここまで、というくらい軽さが持ち味のテンプラニーリョが「濃いめ」に熟しているし、オーガニックとスペイン・テンプラの組み合わせがいいのでしょうか?

オーガニック番付的にいくと、味はソラス的な風味で、濃さはレゾルム・ド・カンブラスと同等程度という、全体的にはとても好評価なビオワインです。

説明文にもあった、樽熟成のせいですかね? 明日以降対戦を続けます。

リピート、濃さ、味の相性度

リピート度 ☆☆☆★★ 3つ コスパの良さが他ビオワインよりも強い

味の濃さ度 ☆☆★★★  2つ テンプラニーリョ的には熟成度の高さはあります

食べ合わせ ☆☆☆☆★ 4つ 今日のしめじマルサラソースとは抜群のマリアージュ

星数は計9個 499円÷9=  の結果は

コスパ度/ワインの総括

コスパ度は55.4円  ビオのコスパが悪い、という常識も覆したかも

ハズレない人のペルソナ

有機ワインのエントリーワインとして、主催者なら誰にでもふるまってほしい

有機ワインは奥が深いことを、とても勉強になりました。飲まず嫌いはダメですね。