昨日までの台風は本当に凄かった。ワインをいつまで飲めるか先のことは誰にもわからないが、今日もまたフツーに飲めることを、このゆえない「幸せ」と思う。
10月5本目の赤。815円、これでもかなり割引されていたので、お得だと思いカルディで購入した。もちろん格上の地方巡業のクラスだ。バルカトリナ、ポルトガルの逸品 VALCATRINA
一口目が違う。濃厚な甘さと複雑な味わい。飲み比べとして、スタンプのシラーズも用意したが、全く比べモノにならないほど違う。
早速情報を調べるためにググってみると、予想に反してブドウ種はシラーが40% トゥーリガ・ナシオナル30%(?)アリカンテ・ブーシェ30%(?)という固有?の知らないテイスト。シラーの甘みだけでなく、ヘビが絡みつくようなねちっこい絶妙なブレンドさよ。
これはクセになる甘さ。
久しぶりだから何でもおいしい。
言い方があるでしょ、何か別の
おいしんだもん!
完全復活の妻のテイスティングは相変わらずだが、シラーズブレンドとしては他国のブレンドを超えた感じがする。ポルトガルの魚介類にも当然合いそうだし、肉にも当然イケる。
チキンのトマト煮にも絶妙に味がからみ合う。立たせあう美味しさ。カベルネ全盛の巡業場所においても、異色の力士として際立つ存在になりそう。攻め口が違うのよ、濃いウマとして変化あるアプローチだ。
ポルトガル美女といえば、サラ・サンパイオ。彼女ほどキリッとした鋭さはないけど、個性ある美しさは際立つ一本だ。
リピート度☆☆☆☆★ 4つ クセになる。リピート必然
味の濃さ率☆☆☆☆★ 4つ 甘濃さ 他ではあまりない
食べ合わせ☆☆☆☆★ 4つ 醤油、トマトはもちろん、濃いソース系もあうはず
計12 売価815円÷12 =
コスパ度67.9 円 何も予定を入れない週末、解放された気分で飲むと格別なはず
ハズレない人のペルソナ
シラーズの新しい感覚を北半球のブドウとともに感じたい人へ