アルゼンチンvs アメリカ戦を画像でレビュー。良かった。
実力は圧倒的にアルゼンチン。FWの2次3次攻撃の寄りの速さやスウィープ(敵をはねのけてボールを出させる行為)に優っていた。ハーフ団は前からすばらしかったが(10番サンチェス最高!)14番が際立って走る能力高く、フィールドを縦横無尽にかけていた。
ライブで観ると、やはりワールドカップ。声援と応援の迫力が違う。アルゼンチンの自然発生的に出る「歌声」そして、劣勢の米国への「USA」の掛け声しかり。
最後80分すぎてのアメリカのトライは、半分くらい観客の「USA」コールが後押ししたせいで左隅までボールを運んだ気がする。そのくらいボールに言霊(ことだま)がのっていた。トライの素晴らしい瞬間をスタジアム全体が共有した瞬間、エールと拍手の渦がゴールの隅から隅まで駆けぬけていった。
この感じ、これがいいんだな。ラグビーのいいところ。
勝負はついている、試合の負けもわかってる。決勝にもいけないUSA。
でもゲームの残った時間で、できることは何だ?自分たちは全部を振り絞っているかい?
人の「素」の部分が、モロに四角の芝生の上にさらけ出されるのがラグビー。
80分過ぎのプレーを見て、これからのアメリカはきっと強くなる、と確信した。あとは精度とツメだけの問題だもんね。これからも、応援するぞ米国!