今日は会社帰りに酒屋に寄ってみた。信濃屋で探したワンコイン、マルキドボーラン Marquis de Beau Round をレビュー。
購入価格はこの店の最低値に近い、732円(税込み805円)。ワンコインとしては(地方巡業の)高めワインの比較になる。今月7本目。
同じフランスものでも、ペラルとはずいぶん差がある。
ファーストインプレでも、注いだ色や香りのなさにガックリ。これが、333円の格安であれば納得するが、倍以上出してこれか‥と思うとこの後がおもいやられる。
その予想通りに、味の厚みはない。薄っぺら感がでてしまう。
どう思う?
わりといけるけど‥
この値段に納得いかない
仏ワインの系統かな?
まともなコメントいうじゃない!
という感じで飲み進めた。
フランスらしい「品」はある。育ちのよさというか、くせのないカベルネの味は素直に伝わってくる。自家製ハンバーグとともに。ラベルもすばらしい。
開栓してから少しすると、味がいい感じに変わってきた。これも「素」がいい傾向だ。
でもここでは、肝心のコスパのよさで評価せざるをえない。
力士でいえばおぼっちゃま。学生相撲ほど鍛えられた感はないが、ジュニアで相撲をかじりました、という程はでている。番付を上げていくには、稽古の量が圧倒的に少ないかな。前頭下位。
仏蘭西でも他国国境に近いエリアに住む、小金持ちの娘。都会にでる用事もなく、生涯を生まれた街で育ち、いなか街の美人さんとして噂になるが、結局幼なじみの跡取り息子と結婚し人生のUPDOWNなく人生の幕を閉じる、感じが見えてしかたがない。とても残念だ。
明日あらためて飲み比べるが、この評価はかわらないだろう。
リピート度☆★★★★ 1つ 仏モノへの憧れはなし しかも高い
味の濃さ率☆☆★★★ 2つ 標準より厚みは薄い
食べ合わせ☆★★★★ 1つ 質や品はいいが、食べ合わせは何とも
計4 売価732円÷4 =
コスパ度183円 コスパ度は低い、といわざるをえない
ハズレない人のペルソナ
それでもフランスワインの魔力に取り憑かれ、でも使うお金はない、矛盾したような問題を抱える人へ