こんばんわ。家飲み歴数十年ワインコスパニストのブーです。
本日はひさしぶりのチリカベ(チリのブドウ品種カベルネ・ソーヴィニヨンのことを略して、こう呼んでます)です。
6月に入り少し蒸しっとした雨混じりの日には、ねっとりした「濃い」ワインが飲みたくなります。わたし的には、夏もスッキリより、ねっとり濃い派なので、すみません!
買ったのは、これまたひさしぶりの、ベルクス。
ラベル的には印象深い「映え」るチリカベです。
ルイス フェリペ エドワーズ Luis Felipe Edwards
まあまあお徳な699円(税別/768円税込)期待は高まります。
【メチャ結論いそぐ人へ】
イマ売り場にいてこのワインを買うべきかどうか、もし迷ったなら!
まず飲んで
チリカベ忘れちゃうくらい飲んでませんね。
■ワインオクターブ論的には
3/4オクターブ+1LO
味的にはミドルレンジです。が、味わいは深く飲み続けられます。
ほんと何も抵抗なく飲める「幸せ」って、素晴らしい。
その理由
ラベル裏は”多め”の書き込みがあります。
「ルイス・フェリペ・エドワーズは、チリを代表する家族経営のワイナリーで、高品質のワインを醸造するという情熱を持ち続けています。高品質のぶどう産地として知られるセントラルヴァレーのブドウを、経験豊かで多くの受賞歴を持つワイン醸造チームが、味わいと飲みやすさのバランスが優れたワインに仕上げています」
プラス 「華」のような香りと熟した果実味が特徴で、パスタや肉料理と相性が良いワイン。
- 産地 チリ/セントラルヴァレー
- ブドウ品種 カベルネ・ソーヴィニヨン
- 2020年
- アルコール度 13.5% (濃いめ)
- 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)安定剤(アラビアガム)惜しい!添加物あり
- 輸入者 三菱食品
単独飲みのインプレッション
色 輝くほど明るくは見えない中間程度。
熟度 ささやくような甘い言葉。酔えば酔うほど効いてくる濃さ
素直に「いいよね」と思います。よく表ラベルを見ると、控えめに受賞マークが印刷されているではありませんか!
■2012 ベストチリワインメーカー賞 “Chilean Wine Producer of the Year” International Wine and Spirits Competition 2012
■“Mejor Viña del Año” Catad’Or Wine Awards 2018
■“Best of Nation: Chile” San Francisco International Wine Competition 2017
ブランドサイトでコンクール受賞歴を見つけました。年代がまたがっているのが、ホンモノ。凄い。
メインは、料理もひさしぶりが続きますが、豚肉のしょうが焼きでした。脂身の程よい甘みと、チリカベのあまさがダブルで溶けていきます。
ベリー系の果実とバニラ香っぽい甘さがほんとうにバランスよく、飲み頃の味になってます。
関脇以上確定ですね。
何日かにわたり、オリーブオイルで焼いた魚や、サーモンの刺身等いろいろ合わせてみましたが、万能派でしょうか、何に合わせても全く抵抗なくおいしく飲めます。
新星チリカベの皇子、と呼んでもいいくらい。
リピート、濃さ、味の相性度
リピート度 ☆☆☆☆★ 4つ チリカベのミドルレンジでは珠玉の味
味の濃さ度 ☆☆☆☆★ 4つ 後から後から味が追いかけてきて、飲み飽きない
食べ合わせ ☆☆☆☆☆ 5つ 凄さを一見感じさせない、さり気なさが逆に万能
星の数は計13個 699円÷13= の結果は
コスパ度/ワインの総括
上位の地方巡業ではいけてる、コスパ度53.7円。
初心者へのおすすめ度 : クセない味・気軽にトライアルを 5点満点で4点のオススメ。