昨日に引き続き、コルボを飲む。

最後残っていた、シラカベ 対決のセンサシオネスとジェイコブズ・クリークとともに飲み比べだ。
今日は1日雨。気分もダウン気味だし、アイデアも不発の日だ。自然と帰宅の足もはやくなる。メインはにんじんの豚肉巻とともに、“コルヴォ”をもう一度飲みたいと思って飲んでみた。
コルボは口の奥で感じる渋っぽさ、とそこを通り抜ける時の爽やかさのギャップ、というかアレンジ具合がとても気持ちいいのだ。
唇に触れた最初は甘さ。そして口唇(のどに当たるまで)にかけてブドウのザラッとしたウマ渋さ、喉から食道にいくまで鼻腔に含んだ香りとまじったイタリアの太陽のような幸福感。
すべて安くても、ホンモノのイタリアンワイン。
ここで、余興にまさか味が変わっているとは思わない、チリのシラカベ、センサシオネスを一口飲む。
ん?硬さがとれた?
開栓してから、のべ3日たった。安いワインをチビチビ3、4日かけて飲むやつがいるか?とは何とも言えないが、普通ほとんどのワンコインワインは、味が抜けてしまい旨さは残っていないことがほとんど。
これが2015年産のパワーせいなか‥ほぐれてきて美味しさの欠片が少し見えてきた。ジェイコブズはもう量は残ってないが、完全に味のピークを過ぎ落ちているためなおさら。かなり正統派のカベルネと主張しないシラーズ、という変わりもの同士のブレンドであることは変わりない。
疲れた日にも、こうしていろんな話題を提供してくれる、ワンコイン赤ワイン。飽きないね。
明日は金曜日、晴れたらいいな。(寒いが晴れる予想は知ってる)