地方巡業ワイン(高価格帯)での飲み比べの夜。
昨日空けたジェイコブズ・クリーク。そのありあまる才能をもう一度確かめてみたかった。おいしいはずなのよ。
そのお相手にふさわしいのが、バルカトリナ。

直接対決ではなく、途中豪のレッドウッドも混ぜて整えた。
う〜ん。
今日のメインは豚のチーズ焼きトマト味とともに、がいけなかったか?ワイン単体では圧倒的な実力があるのは当然バルカトリナだ。風味や味の濃さ、力強さ全てに上回る。
ジェイコブズは、何ていうか昔は庶民代表だったのよ。

選ぶワインも少ないし、かといって低価格でおいしい仏ワインはなし、伊ワインでは少し軽いし、スペインものは薄っぺらくて飲めない。この話しはもちろん1000円前後の価格帯で20数年前のお話し、の前提でね。そこでの豪のシラーズカベルネは濃いウマ教にとっては「神」の存在だった。
何に合わせてもジェイコブズはハマるハマる。
このウマ体験が、20数年年取るととたんに違った色に見える、これがが悲しい。
今、たくさんのワンコイン濃い赤ワインに囲まれているのが幸せなのか?スーパーで普通に「おいしい」濃い赤が買える環境変化が幸せなのか?私にはその答えはわからない。
でも実力あるワインは変わらないはず。バルカトリナに負けても、明日別のワインには勝てる!やろ?(レッドウッドには寄り切って大勝)